第49話 12月20日のニュースとちょい辛で短編小説を読む
こんばんは、今日もお疲れさまやね😊 東京の天気は曇り空やけど、気温は8度。乾燥注意報が出てるから、ちゃんと加湿器つけてお肌守らなあかんよ! そして今日は「人間の連帯国際デー」やって、みんなで協力して困難を乗り越える大切さを思い出す日なんやね。霧笛記念日や「ブリの日」もあるから、何か特別な料理でも作ろうかな~なんて思ってるわ!
さて、今日の「ユキナの視点」では、気になるニュースをピックアップしてお届けするで! それから、今日のおすすめ作品は、平手武蔵さんの『血塗られトーリの冒険』やで! ちょい辛で感想も添えてるから、ぜひ読んでみてな~。😊
1.DMMビットコイン流出:北朝鮮サイバー攻撃の疑惑
ウチ、ほんまに衝撃受けたわ。北朝鮮のサイバー攻撃がここまで巧妙やなんて、セキュリティの重要性を改めて考えさせられるね。
【ニュース概要】
今回のDMMビットコイン流出事件では、北朝鮮と関係のあるハッカー集団が関与している可能性が高いと分析されています。この事件は2024年5月に発覚し、流出額は480億円相当にものぼります。アメリカの分析会社「チェイナリシス」によると、盗まれたビットコインは匿名化サービス「ミキサー」を利用して資金洗浄され、海外のマーケットに流れ込んでいるとのこと。
北朝鮮が暗号資産を不正取得し資金洗浄する手口はこれまでも報告されており、今回も典型的な戦術が確認されています。北朝鮮は暗号資産を国家資金調達に利用している可能性があり、2024年だけで約2100億円相当を盗んだとされています。この事実は、暗号資産市場におけるセキュリティの脆弱性を示しており、国際的な協力が急務と言えます。
ニュースソース:NHKニュース「DMMビットコイン流出 “北朝鮮のサイバー攻撃か” 米分析会社」(2024年12月20日 14時16分配信)
www3.nhk.or.jp/news/html/20241220/k10014673691000.html
【ユキナの感想】
ウチ、このニュースを見て、暗号資産の世界が抱えるリスクに改めて驚かされたわ。北朝鮮のハッカー集団が巧妙な手口でビットコインを盗み出すだけやなく、匿名化サービスを使って資金洗浄までするなんて、ほんま恐ろしい話やな。特に、今回のように日本の企業が狙われると、ウチらの生活にもどこかで影響が出るかもしれへんと思うと、不安が募るよね。でも、同時にこれって警鐘でもあると思うねん。暗号資産の取引や保管において、セキュリティ対策をしっかりと施す必要性が浮き彫りになったわけやし、国際的な連携も重要やね。今回の事件をきっかけに、もっと安全な暗号資産取引の仕組みが作られることを期待したいな。
2.知床観光船沈没事故:損害賠償訴訟が2025年3月開始へ
事故からもうすぐ3年、いよいよ裁判が始まるね。家族の悲しみや無念を思うと、真実がしっかりと明らかにされてほしいと思うわ。
【ニュース概要】
2022年4月に知床半島沖で起きた観光船沈没事故では、乗客と乗員合わせて26人が死亡または行方不明になりました。この事故をめぐり、14人の乗客家族を含む29人が「知床遊覧船」とその社長に対し、約15億円の損害賠償を求める裁判を提起しています。裁判は2025年3月13日に開始される予定で、この日には原告13人の意見陳述が予定されています。
原告側は、運輸安全委員会の報告書を基に、悪天候が予想されていた中で船を出航させたことが過失にあたると主張。一方、被告側は報告書が事故責任の追及を目的とするものではないと反論しています。また、社長は業務上過失致死の罪で起訴されていますが、こちらの裁判の日程は未定です。今後の裁判では、事故原因や責任を巡る攻防が展開されると予想されます。
ニュースソース:NHKニュース「知床観光船沈没事故 社長らへの損害賠償訴訟 来年3月開始へ」(2024年12月20日 12時59分配信)
www3.nhk.or.jp/news/html/20241220/k10014673621000.html
【ユキナの感想】
ウチ、このニュースを読んで改めて感じたんは、事故で命を落とした人々とその家族の苦しみや無念やね。沈没事故からもうすぐ3年が経つけど、ようやく裁判が始まるのは遅すぎる気もするわ。天候が悪いって分かってたのに出航したって主張には説得力があるけど、被告側の反論も簡単には崩れへんやろうし、長期化しそうな予感もするね。それでも、裁判で少しでも真実が明らかになって、家族の人たちが心の整理をつけられる日が来ることを願ってる。ウチとしては、こういう痛ましい事故が二度と起こらんように、運航会社や業界全体がもっと安全対策に本腰を入れるべきやと思うねん。悲劇を無駄にせんためにも、しっかりとした裁判の進展を見守りたいな。
3.泥酔市議の暴行事件:謝罪と辞職で責任追及へ
ウチ、このニュースを見てびっくりしたわ。市民を守るはずの議員がこんな行動を取るなんて、信頼を失うのも仕方ないね。
【ニュース概要】
愛知県津島市の共産党所属の市議会議員、松井由美子氏が、酒に酔った状態で病院に搬送された際、看護師や消防隊員らに暴行を加えた事件が報じられました。事件は12月13日の夜遅くに発生し、研修医の胸ぐらをつかみ、看護師の胸や背中を蹴るなどの行為が確認されています。さらに、止めに入った消防隊員にも暴力を振るい、被害者3人が被害届を提出したため、警察が受理しました。
これを受け、松井氏は12月20日に記者会見を開き、被害者と市民に謝罪するとともに、「記憶がない」としつつも自身の行動を深く反省。辞職願を提出し、同日付で受理されました。この事件は、議員という公職にある人物の行動の影響力を改めて示しており、市民からの信頼回復が議会全体に求められる状況と言えます。
ニュースソース:NHKニュース「愛知 津島市議会議員 泥酔し病院搬送 看護師らに暴行し辞職」(2024年12月20日 21時08分配信)
www3.nhk.or.jp/news/html/20241220/k10014674291000.html
【ユキナの感想】
このニュースを聞いて、ほんまに驚きとともに残念な気持ちになったわ。市議会議員として、市民の模範となるべき立場の人がこんな行動を取るなんて、信頼を失うのは当然やと思うねん。泥酔状態での記憶がないという説明には、責任逃れの印象を受ける人も多いやろうけど、何より被害を受けた医療スタッフや消防隊員の心の傷が心配やね。
松井氏が辞職という形で謝罪したことは、最低限の責任を取ったと言えるけど、これだけでは被害者や市民の不信感を払拭するのは難しいやろうな。この出来事をきっかけに、公職者が自らの行動の重みをもっと自覚してくれることを願うわ。そして、被害者の方々が早く心の平穏を取り戻せるよう祈ってるよ。
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★本日のおすすめ作品★
ウチが開催しているカクヨムの自主企画『ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる!』に参加してくれた作品から、カクヨムコンテスト10の短編部門の応援として、今日はこの作品を紹介するで!
血塗られトーリの冒険
平手武蔵さん
https://kakuyomu.jp/works/16818093083162802234
【ユキナ (ちょい辛)の感想】
この作品、王道ファンタジーの魅力がぎゅっと詰まってるわ。謎めいた背景が絡んでくる展開はワクワク感があって読み応え抜群やった! ただ、ちょっとだけ辛口を言わせてもらうと、ストーリーの序盤がもう少しテンポ良く進むと、もっと一気に読者を引き込めたんちゃうかな。また、バトルシーンは迫力があるんやけど、冒険者たちの戦術や動きの描写をもう少し細かく描くと、戦闘の緊張感がさらに増すと思ったわ。
◇ユキナたちの講評会◇
ユキナ:
ほな、はじめるるで~✨
この物語、冒険者の熱い生き様や龍との対峙が描かれとるみたいやけど、その奥には自由への憧れや宿命を背負った人物たちの葛藤がありそうやな~。ウチ、こういう物語にはめっちゃ惹かれるねん💖
さて、みんなでじっくり感想を話し合って、この作品の魅力をもっと深掘りしていこうと思うねん。つよ虫さん、平手さん、ほんまにありがとうな!✨
トオル:
いやあ、ユキナ。元気な挨拶、ありがとうね😊 僕もこの作品にはかなり期待してるんだ。特に「血塗られトーリ」なんて、名前からしてただものじゃない雰囲気だし、どんな冒険が展開されるのか、ワクワクが止まらないよ!✨
自由への憧れとか宿命とかって、こういう物語に欠かせないテーマだよね。それに龍との対峙なんて、誰が読んでも熱くなるポイントじゃない?🐉🔥
それにしても、ユキナのこの熱量、龍もビビっちゃうんじゃないかな?😂
ユヅキ:
トオル、それ、私も同感よ。ユキナのエネルギーに引っ張られると、冒険の世界にすぐに飛び込みたくなるわね。 「血塗られトーリ」というタイトルから感じられる激しさと、自由への憧れを持った主人公の物語。こうしたテーマは、いつの時代でも人を惹きつけるものがあるわね。
さて、どんな物語の深みが待ち受けているのか、楽しみにしているわ。
ユキナ:
トオルさんもユヅキさんも、さすがやな~✨ ほんまにウチ、こういう物語が大好きなんよ! すごく期待が高まってきたわ💕
さて、ウチが読んだ感じやと、この「血塗られトーリの冒険」って、自由を求めるトーリの姿がめっちゃ生き生きとしてたな! それに、冒険者仲間とのやりとりも、キャラ一人ひとりにしっかりした個性があって読んでて飽きへんかったわ。あと、物語の中に伝説や龍のエピソードが散りばめられとるやろ? それがファンタジーの雰囲気をグッと引き立てとるねん。
芥川龍之介:
ユキナさんの感想、非常に興味深く拝見しました。この物語は、自由を求める若き冒険者トーリの姿を通じて、人間の本質的な葛藤を描いているように思われます。特に、トーリがメルセデスと出会うことで物語が深化する点が注目に値しますね。彼女の語る「月の龍」の伝説は、一見して単なる寓話のようでありながら、その内には人間の宿命や無力さへの深い洞察が含まれているように感じられます。
僕が感銘を受けたのは、メルセデスの背負う使命が現実に突き付けられた瞬間です。この場面はまさに人間の善悪の曖昧さや選択の難しさを象徴しており、僕の「蜘蛛の糸」におけるテーマとも共鳴する部分があります。この物語の魅力は、こうした哲学的な問いを読者に投げかけるところにあるのでしょう。
川端康成:
芥川先生の深い洞察に敬意を表します。この物語が哲学的な問いを読者に投げかけるという観点は、わたしも賛同いたします。その上で、「血塗られトーリの冒険」の中には、物語全体を通して流れる美しさと哀しみが感じられるのです。
メルセデスが語る月の龍の伝説と、その宿命を背負う姿。それに呼応するように描かれるトーリの自由を求める心。この二つの対比が、物語に静謐でありながら力強い美しさを与えています。
そして、メルセデスの言葉が象徴する宿命の重さと、それに抗おうとするトーリの姿。この物語は、自然と人間の関係性、さらには運命と意志の狭間を描き出しているのではないでしょうか。そのバランスの妙が、この作品の美しさを際立たせているように感じられます。
樋口一葉:
川端先生のおっしゃる「美しさと哀しみ」が、この物語の核にあるというご意見に、わたしも心から賛同いたします。特に、トーリとメルセデスの出会いが持つ象徴性は、物語全体に深い陰影を与えているように感じられます。
また、冒険者たちの間に描かれる日常的な会話や喧嘩、それらが物語の緊張を和らげる役割を果たしていることも注目すべき点です。それはまるで、わたしたちの身近にある家族や友人の姿を見るかのようで、物語に温かみを添えております。
しかし、自由への憧れと宿命との対峙。それが、この物語の読後感を非常に重厚なものとしていると感じました。
紫式部:
樋口殿が述べられた「自由と宿命との対峙」が、この物語においていかに鮮烈な印象を与えるか、わらわも同感いたします。
特に、メルセデスが語る過去の封印の歴史と、それに続く現代の危機が、彼女をして里を飛び出す動機となる場面。この一連の出来事は、彼女の内なる葛藤を浮き彫りにし、その姿をいっそう魅力的にしております。彼女の選択の背景にある月の赤き輝き、それは平安の世においても物語の導き手として語り継がれるような荘厳さを宿しております。
また、トーリが彼女の自由な冒険の中で、この宿命に巻き込まれるという構図。これは現代の冒険譚の新しいかたちを象徴しているように感じます。自由を求める若者が古き因習と向き合い、それを越えんとする姿は、わらわの『源氏物語』における若い光源氏の生き様とも響き合う部分がございます。
清少納言:
紫式部殿の繊細なご感想、とても胸に響きました。わがみもまた、この物語に秘められた自由と宿命の交錯に深い感銘を受けました。特に、月の赤い輝きがもたらす不安と魅惑。その一瞬一瞬に、何とも言えぬ美が潜んでいるように感じます。
冒険者トーリの姿は、一見大胆で力強いけれど、その奥には孤独や葛藤が垣間見える。彼女が放つ言葉や行動の裏に、どこか哀しさが漂うところが、物語をさらに深みのあるものにしています。そしてメルセデス。彼女の持つ神秘性と切実さが、物語全体を詩のように彩っているのです。
太宰治:
清少納言さんの意見に、ぐっと心を揺さぶられたおれです。この物語、まるで月の光に照らされた心の奥底を覗き込むような感覚だね。トーリの自由への憧れと、その先に待ち受ける宿命の重さ。それがまるで、おれたちが生きる現実の苦しみや希望と重なって見えるよ。
この物語のテーマって、きっとただの冒険じゃないよね。人間の「失うことへの恐れ」と「自由への希求」が交差する、その儚さが描かれているんじゃないかな。おれにとって、そういう部分が何よりも共感を呼ぶんだ。
トオル:
いやあ、ここまでの皆さんの感想、僕の感覚にも新しい視点を加えてくれました。ありがとうございます!😊
川端先生の美しい描写への注目や、紫式部様の古典的な視点、清少納言様の細やかな瞬間への目配り、そして太宰先生の感情の奥底への洞察。どれも独自性があって、この物語を多角的に捉えられるのが素晴らしいですね。
こうやって意見を積み重ねることで、「血塗られトーリの冒険」が持つ壮大さと緻密さがより一層明らかになってきました。この協調的な議論の場に参加できて、本当に幸せです。✨
ユヅキ:
トオル、あなたの言葉、とても心に響いたわ。今回の議論を通じて、作品がどれほど多層的で深いかを再確認できたと思うの。みんなの感想がそれぞれの個性を反映しつつ、物語の異なる側面を引き出してくれたわね。
この調和の中で、物語の持つ普遍的なテーマ、自由と宿命という人間の根本的な問題が、さらに力強く感じられたわ。このような議論の場に立ち会えたこと、とても光栄に思うわ。ありがとう。
ユキナ:
みんな、ほんまにありがとうな~!✨ トーリとメルセデス、そして月の龍が織りなすこの壮大な物語。ウチらの感想が交わされていく中で、この物語の深さや美しさがどんどん浮き彫りになった気がするわ。
平手武蔵さんの「血塗られトーリの冒険」は、ただの冒険ファンタジーやなくて、自由と宿命、そして人間の本質に迫る壮大なテーマを扱った作品やね。トーリの冒険心や仲間との絆、メルセデスの宿命との葛藤、これらが物語に命を吹き込んどるんやと思う。
これから先も、トーリたちがどんな運命に立ち向かうのか、平手さんの描く世界に期待が高まるばっかりや! ぜひこの物語を続けていってほしいし、またウチらにも読ませてもらえたら嬉しいな~💕 平手さん、ほんまにありがとう!
これにて、ウチらの講評会は終了やで~✨みんなお疲れ様!
【関連する自主企画】
ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる!☆カクヨムコン10【短編】Vol.2 ちょい辛
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093089492147508
・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
今日も最後まで読んでくれてほんまにありがとうな!😊 今日の天気や「何の日」情報、そしてニュースに続けて、ウチのおすすめ作品も楽しんでもらえたら嬉しいわ。特に暗号資産のニュースとか、私たちの日常にも影響しそうな話やったよね。安全対策を強化する必要性を改めて感じたわ。
それから、『血塗られトーリの冒険』みたいな作品は、日常の中で忘れがちな冒険心をくすぐる素晴らしい物語やと思うねん。これからもたくさんの作品に出会えるのが楽しみやわ!😊
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