ユキナの視点〜気になるニュースと短編小説をほどいてみる

第47話 12月18日のニュースとちょい辛で短編小説を読む

　こんばんは～、ユキナやで🌙✨

　今日は東京、スッキリ晴れてて気持ちよかったなぁ～！　けど乾燥注意報出てるから、みんなお肌と喉のケアはしっかりな！　今日は「国際移民デー」でもあるし、東京駅が完成した日でもあるんやって。歴史と未来が交差する1日やね。

　さて、今夜の「ユキナの視点」も、心に響いたニュースと話題の作品を通して、みんなと一緒に考えていきたいと思うで。ホンダと日産の経営統合、ロケットの挑戦、汚職事件の教訓、そしてカクヨムで見つけた素敵な作品まで、盛りだくさんの内容やから、最後まで楽しんでくれたら嬉しいわ！😊💖

１．ホンダと日産、経営統合協議へ - 世界3位の巨大グループ誕生か

　ホンダが独立路線を捨てて日産と統合？　世界のEV競争に生き残るには仕方ないんかもしれんけど、プライド高いホンダが動くんは衝撃やな！　これ、トヨタも焦るんちゃう？

【ニュース概要】

　ホンダと日産が経営統合に向けた協議を進めている。両社を統合すれば、販売台数で世界3位の自動車グループが誕生。EVや自動運転技術開発の巨額費用負担が背景。日産が筆頭株主の三菱自動車もグループ参加の可能性あり。両社はこれまでに協業を進めており、車載OSや部品の共通化で合意済み。

　ホンダは長年、他社と資本提携せんと独立を守ってきた企業。でも、EVや自動運転技術の競争が激化する中、開発コストを単独で負担するのが難しくなったんやろうね。日産もルノーとの関係を見直したタイミングで、今回の統合案が進んだみたいやな。これが実現したら、日本の自動車業界はトヨタグループとホンダ・日産連合の二大体制になりそうや。

　ニュースソース：NHKニュース「ホンダと日産 経営統合へ協議 ホンダ社長“協業含めて検討中”」（2024年12月18日 17時13分配信）

　www3.nhk.or.jp/news/html/20241218/k10014671121000.html

【ユキナの感想】

　ホンダと日産が経営統合って、ホンダの独立主義を知ってる人からしたらかなり意外やと思う。ホンダって昔から「他社には頼らん」ってプライド高いイメージあったから、今回の動きは時代の流れに押された感じやね。けど、今はEVや自動運転技術の開発競争が激しすぎて、単独ではやっていけへん状況なんやろな。日産もルノーと微妙な距離感になってるし、ここでホンダと手を組むのはお互いにとって悪い話やないんやろう。ただ、実現したら日本の自動車業界がトヨタ陣営と二分されるから、世界的な競争でどう立ち回るかが気になるところ。三菱も含めて新しいグループの未来が楽しみやけど、統合後の調整でゴタゴタせえへんかちょっと心配やな。

２．ロケット打ち上げ失敗 - ベンチャー企業、飛行中断措置を説明

　打ち上げ失敗は残念やけど、安全措置がしっかり機能したんは評価できるなぁ。次こそ成功して、日本の宇宙ビジネスがもっと盛り上がるとええな！

【ニュース概要】

　東京のベンチャー企業「スペースワン」が開発した小型ロケット「カイロス2号機」の打ち上げが失敗。2段目のロケット燃焼中に異常が発生し、飛行を中断する措置を実施。詳しい原因は調査中で、燃焼ガスの吹き出し口以外からガスが漏れた可能性が指摘されている。民間単独での打ち上げ成功ならず、3月の初号機に続き2回連続の失敗。ケガ人なし、打ち上げの光景を楽しんだ見学者の声も多い。

　日本の宇宙ベンチャーが民間単独で衛星を打ち上げようと挑戦しとるけど、まだ技術的課題が多いみたいやね。燃焼ガスの異常が原因でロケットの姿勢が崩れた可能性があるみたいやけど、安全に飛行を中断する措置ができたのはよかった。宇宙ビジネスは世界中で競争が激化しとるから、こういう失敗をどう次に活かせるかが鍵やと思うわ。

　ニュースソース：NHKニュース「ロケット打ち上げ失敗 ベンチャー企業「飛行中断措置行った」」（2024年12月18日 17時05分配信）

　www3.nhk.or.jp/news/html/20241218/k10014671271000.html

【ユキナの感想】

　ロケット打ち上げが失敗したんはほんまに残念やけど、こういう挑戦には失敗がつきもんやと思う。特に今回は、飛行中断措置が安全に機能したってことが大きいな。ケガ人もおらんかったんは何よりやし、見学者が打ち上げの迫力を楽しめたのは少し救いやね。日本の宇宙ビジネスは、まだ海外の大手企業や他国に比べて発展途上の部分があるけど、こうやって挑戦を続けることでノウハウを蓄積していくんやろなぁ。それにしても、小型ロケットで民間単独の衛星打ち上げってめちゃくちゃハードル高いけど、成功すれば日本の技術力を証明できるやん？　次回はぜひ成功して、宇宙産業の新たな時代を切り開いてほしいな。夢を追う挑戦者を応援したいわ！

３．IR汚職事件 秋元司元衆院議員、懲役4年の実刑判決確定へ

　権力を持つ人が汚職に手ぇ染めるんはほんまに悲しいな。IR事業は日本の未来の鍵やのに、こういう事件が信頼を傷つけてしまう。厳しい処分は当然やと思う。

【ニュース概要】

　秋元司元衆議院議員が収賄と証人買収の罪で懲役4年の実刑判決を受け、最高裁が上告を退けたことで確定。秋元元議員は中国企業などから約750万円相当の賄賂を受け取ったとされる。裁判で贈賄側に嘘の証言を依頼し現金を渡そうとした証人買収も罪状に含まれる。公職選挙法に基づき、刑期終了後10年間立候補が禁止される。元政策秘書も執行猶予付きの有罪判決が確定。

　秋元元議員は、IR （統合型リゾート）事業を担当する内閣府副大臣として、750万円相当の賄賂を受け取っただけやなく、裁判で嘘の証言を依頼する証人買収まで行ったんやね。最高裁まで争ったけど、贈賄側の証言が信用できると判断されて、有罪が確定したみたいや。日本がIRで世界と戦うためには、こういう汚職が絶対にあったらあかん。信頼回復が課題やな。

　ニュースソース：NHKニュース「IR汚職事件 秋元司元衆議院議員 懲役4年の実刑判決確定へ」（2024年12月18日 14時04分配信）

　www3.nhk.or.jp/news/html/20241218/k10014671521000.html

【ユキナの感想】

　秋元元議員の汚職事件は、ほんまに残念なニュースやね。IR事業は、日本が観光立国として成長するための重要なプロジェクトやのに、こういう汚職が起こると事業そのものへの信頼が失われるんが辛い。権力を持つ人が自分の利益のために動くんは許されへんことやと思うわ。今回の判決で、司法がきちんと対応したんは評価できるけど、こういう事件が再発せんようにする仕組みを整えるんが必要やな。それに、公職選挙法で10年間立候補できへんようになったんは当然やけど、もっと厳しい罰則も考えたほうがええんちゃう？　信頼回復には時間がかかるけど、こういう汚職がなくなる社会を目指してほしいと思うわ。

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★本日のおすすめ作品★

　ウチが開催しているカクヨムの自主企画『ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる！』に参加してくれた作品から、カクヨムコンテスト10の短編部門の応援として、今日はこの作品を紹介するで！　

リリア・フラーシルは、今日も聖人認定されたい！

ノエルアリさん

https://kakuyomu.jp/works/16818093089458518861

【ユキナ （ちょい辛）の感想】

　この作品は、独創的な設定とキャラクターの魅力で、笑いと感動を同時に味わえる傑作やった！　リリアの「聖人認定」にかける情熱は、ウチも全力で応援したいって思わせてくれるほどやし、続きが気になること間違いなし✨「奇跡」というテーマが絡む中で、もう少し感情的な深みや描写の丁寧さが加われば、さらに心に残る物語になると思うわ😊

◇ユキナたちの講評会◇

ユキナ：

　さて、今回の講評会のお題は「リリア・フラーシルは、今日も聖人認定されたい！」、ノエルアリさんの作品やね！　この物語は、ちょっとクセ強めのキャラクターと意外な展開が魅力的やって、読み始めたら止まらへんかったわ😍✨ノエルアリさんのユーモアセンスが随所に散りばめられてて、めっちゃおもろかったし、笑わされっぱなし！　これから、みんなであれこれ語っていくけど、どうなるやろなぁ〜。ほな、楽しみにしてるし、よろしくね！💖

トオル：

　いやー、ユキナ、ほんと気合い入ってるね！🤣僕も読んでみたけど、リリアさんのツッコミとドゥマン司祭のキャラ、濃すぎて笑っちゃったよ。あの勢いに巻き込まれるユキナがどんな評価するのか、楽しみだな〜。一緒に盛り上げていこう！👍✨

ユヅキ：

　トオル、ほんとにそうね。リリアの突き抜けたキャラクター性とドゥマン司祭の熱烈ぶりは、物語の独自性を際立たせているわ。私としては、この作品に込められた風刺的なニュアンスにも注目したいと思うわ。ユキナがどのような感想を語るのか、楽しみね。

ユキナ：

　トオルさん、ユヅキさん、ウチも同感やで！　リリアの視点から語られる物語は、彼女のテンションとギャグセンスで、どのページも楽しませてくれたわ😂✨特に「奇跡」を巡るくだり、コミカルさとちょっとした切なさが入り混じってて、読んでるこっちも考えさせられたんよ。ドゥマン司祭の言動も、ある意味で「純粋」すぎるところが、また魅力的やったなぁ〜。全体として、明るく軽快なトーンが特徴やけど、その中に潜むテーマも注目ポイントやと思うね。👍💖

夏目漱石：

　この物語は、喜劇的な要素を含みながらも、人間の感情や欲望の奥深さに目を向ける作品と言えるでしょうね。リリアの「奇跡」という目標は、一見すると軽快に描かれていますが、その背後にある「名誉回復」というテーマは、彼女の魂の叫びそのもの。わたくしとしては、リリアとドゥマンの奇妙な関係性の中に、人間の孤独や救済という普遍的な問題を見出しましたよ。

三島由紀夫：

　夏目先生の洞察は深いですね。僕はこの物語に、美と救済のテーマが隠されているように感じました。リリアの「奇跡」は、ある種の美的行為であり、それを追求する姿には人間の高潔さが見える。しかし、その一方で、ドゥマンの無垢な情熱が、彼女の目標を狂わせてしまう点には、人間の不条理さが際立つ。まさに喜劇と悲劇が同時に交錯する世界ですね。

清少納言：

　三島様のご意見、感服いたしましたわ。けれど、この物語の「奇跡」とは、かくも滑稽で、かつ儚きものだと存じます。リリアの意志の強さが、現世に再び立つ形となりしは、実に美しきこと。しかし、そこにドゥマンという異分子が加わることで、儚き夢が現実に打ち砕かれる様は、まことに哀愁深く、また痛快にございますね。

川端康成：

　清少納言様の表現には美が宿っていますね。リリアが画から飛び出す瞬間には、私も胸が震えました。教会という静謐な空間が、彼女の魂の囚われたる場所であったこと。それが開放される描写には、自然と人間の美しい交錯を感じましたよ。

与謝野晶子：

　川端先生のおっしゃる美しさ、確かにそうだわ。でも私はリリアの叫びの中に、女性の強さと切実さを感じ取ったの。彼女の願い、それはただの奇跡ではない、彼女の人生そのものなのよ！　そしてドゥマン、彼もまた女性を愛する中で、どこかでリリアを救う者なのかもしれない。そう思わせる熱さがあるのよね。

太宰治：

　あー、与謝野さんの熱い意見にちょっと感動してしまったよ。おれが思うに、この物語は、奇跡なんて大層なものじゃなくてさ、ただ人が誰かを愛して、そのために突き進む、そんな純粋な話なんじゃないかな。リリアも、ドゥマンも、愛ゆえに滑稽で、それでいて尊いよね。

トオル：

　いやぁ、みんなの話、熱が入ってていいね！　リリアとドゥマンの奇妙な二人三脚みたいな感じ、僕もすごく楽しめた。愛の形っていろいろだなって、改めて思ったよ。次に何が起こるかワクワクしながら読んだし、この二人には幸せになってほしいな、なんて思ったりして。😊✨

ユヅキ：

　トオル、素敵なまとめね。物語が持つユーモアと深み、その二つをしっかり受け止めていると思うわ。私も、このリリアとドゥマンの物語が、奇跡という枠を超えて、もっと人間的な部分に根差しているのが良かったと思うの。

ユキナ：

　みんな、ほんまにありがとう！　今回の講評会、めっちゃ楽しかったわ✨ノエルアリさん、素敵な物語をウチらに届けてくれて感謝やで！　これからもユーモアと感動が混じった、魅力的な作品を楽しみにしてるわ！　つよ虫さんも、ここまで見守ってくれてありがとうな💖また一緒に文学の世界を楽しもうや！💐

【関連する自主企画】

ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる！☆カクヨムコン10【短編】Vol.2　ちょい辛

https://kakuyomu.jp/user_events/16818093089492147508

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　今回の「ユキナの視点」、楽しんでもらえたかな？🌟

　ホンダと日産のニュースでは変化の大きさに驚き、ロケットの挑戦には夢を感じ、汚職事件からは信頼の大切さを学べたと思うわ。そして、カクヨムで紹介した「リリア・フラーシルは、今日も聖人認定されたい！」も、ほんまに心温まる傑作やったな！✨

　これからも、ウチがピックアップした話題や作品を通して、みんなといろんな視点で考えていけたらええな～って思う。つよ虫さん、いつも手伝ってくれてありがとうな💖 また次回も楽しみにしててな！　ほな、またね～🌙✨