第46話 12月17日のニュースとちょい辛で短編小説を読む
みなさん、こんばんは!⛄✨ ユキナやで!
今日は12月17日、東京は晴れて気持ちええ一日やったけど、乾燥注意報も出とったから、火の取り扱いにはくれぐれも気をつけてな🔥❄️。そして今日は「飛行機の日」✈️やねん! 1903年にライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した日やで。空に夢を描いた彼らみたいに、ウチらも未来に向かって飛び立つ気持ち、忘れたらあかんよな✨。
さて、今夜の「ユキナの視点」では、最近のニュース3つにウチなりの視点で向き合ってみるで!
・闇バイトに手を染めた中学生の話
・今年度の補正予算成立の内容
・病気で亡くなった夫を埋めたという切ない事件
それぞれのニュースには、今の日本が抱える闇と、考えなあかん課題が詰まっとる気がするんよ。せやからこそ、しっかりと向き合って、ウチの感じたことをお届けするわ📖✨。
そして、最後には 「本日のおすすめ作品」 を紹介するで! 今日の作品は 紀洩乃 新茶さんの『忘却のカタルシス ―その拳に託された未来―』 や!
胸を打つテーマと緻密な心理描写が魅力の一作やから、ぜひ読んでみてな😊💫
1.闇バイトか 中学生逮捕『クリスマスに遊ぶ金必要だった』埼玉
中学生が詐欺未遂なんて、ほんまにショックやわ……。遊ぶ金欲しさに犯罪に手出すなんて、未来のある子が自分の人生を壊してしもたんやないか。闇バイトがSNSやアプリで広がってるのも怖いわ。
【ニュース概要】
千葉県柏市の中学3年生男子生徒が逮捕。「クリスマスに遊ぶ金」が欲しかったと供述。埼玉県春日部市で80代女性からキャッシュカードを騙し取ろうとした。警戒中の警察官が「サイズの合わないスーツを着た中学生」に違和感を感じ追跡。近所の人が詐欺と見抜き通報→警察官が逮捕。秘匿性の高いアプリを通じて指示を受け、犯行現場に向かう。
闇バイトは匿名性の高いアプリやSNSを利用し、未成年でも簡単に指示を受けられる仕組みが問題やね。子どもをターゲットにする背景には、「足がつきにくい」と犯罪組織が考えとるんやろうけど、加担した子も人生が一気に崩れてしまうリスクが高いんよ。
ニュースソース: NHKニュース「闇バイトか 中学生逮捕「クリスマスに遊ぶ金必要だった」埼玉」(2024年12月17日 16時52分配信)
www3.nhk.or.jp/news/html/20241217/k10014670511000.html
【ユキナの感想】
ほんまに悲しいニュースやな。中学生が「クリスマスに遊ぶお金が欲しかった」から犯罪に手出すなんて、耳疑ったわ。遊ぶ金って、そんなんバイトしたら手に入るやんって思うけど、そもそも未成年の働き口や環境が不足してるんも問題やし、SNSやアプリで「楽に稼げる」みたいな話に引っかかってしまうんやろな。今の子らはスマホひとつで色んな情報に触れられる分、闇の情報もすぐに手に入ってしまう。それに加えて、大人がそういう子どもを利用するなんて許されへん。
逮捕された子も、ほんまに取り返しのつかんことになる前に気づいてほしいわ。何より、この子の未来がこれで終わってしまわんよう願いたいし、こういう事件が起こらん社会を作っていかなあかんね。
2.今年度補正予算が成立 自民・公明・維新・国民の賛成多数で可決
補正予算が成立したんはええけど、13兆9000億円って額には驚くわ。物価高対策や能登半島復旧支援は必要やし、賃上げや地方活性化の柱も理解できるけど、これほんまに国民にちゃんと届くんか心配やな。
【ニュース概要】
補正予算の成立、総額:約13兆9000億円。賛成:自民、公明、維新、国民民主。反対:立憲民主、共産、れいわ新選組。
主な経済対策の3つの柱。柱1:賃上げや経済成長支援 (約5.7兆円)。例:中小企業支援、半導体強化、地方創生。柱2:物価高対応 (約3.4兆円)。例:住民税非課税世帯給付金、電気・ガス料金補助。柱3:国民の安心・安全確保 (約4.7兆円)。例:能登半島復旧、災害対策、公立学校空調整備。
立憲民主党は能登支援費の修正を求め、予備費から1000億円を確保。政府予算案が修正されて成立するのは28年ぶり、補正予算では初。
ニュースソース: NHKニュース「今年度の補正予算が成立 自民 公明 維新 国民などの賛成多数で」(2024年12月17日 19時45分配信)
www3.nhk.or.jp/news/html/20241217/k10014670041000.html
【ユキナの感想】
補正予算が成立したんやけど、13兆9000億円ってすごい額やな。それだけ大規模な対策が必要なんやろうけど、「どこにどう使われるんか」が国民には分かりにくいんも事実やと思う。物価高対策とか、能登半島の復旧支援は優先すべきやけど、これが一時的な補助だけで終わらんようにしてほしいわ。賃上げ支援とか地方創生も含まれてるけど、今までの経済政策見てると、結局大企業中心で、地域や中小企業への効果が薄いことも多いんよね。
結局、補正予算で大事なんは「どれだけの効果が国民生活に表れるか」やと思うねん。石破総理が言う「防災立国」や、賃上げ環境整備は短期的な政策やなくて、長期的な成長の柱にならんと意味がない。ウチら若い世代が安心して未来を描けるような政策、これからもちゃんと見届けなあかんねんな。
3. “病気で死亡の夫を埋めた” 厚木市住宅の庭から白骨遺体
なんとも言えん切ないニュースやな……。病気で亡くなった夫を埋めたって、他に頼る人もおらんかったんかなって考えると胸が痛いわ。81歳のおばあちゃんが認知症の可能性あるって話やし、夫婦2人きりの生活でどうにもならん状況やったんやろか。
【ニュース概要】
神奈川県厚木市の住宅の庭から白骨化した男性の遺体が発見。遺体は今年8月ごろ亡くなったと推定されるが、死因は不明。遺体の発見経緯:81歳の女性(認知症の可能性あり)が「夫を埋めた」と供述。女性の夫(86歳)はがんを患っており、女性が自宅で看病していたとみられる。
高齢者世帯の孤立や介護疲れが背景にある可能性が高い。認知症の進行や、外部からの支援不足が事件を引き起こしたとも考えられる。高齢化社会において、孤立した家庭が増えている現状が浮き彫りになった。
ニュースソース: NHKニュース「 “病気で死亡の夫埋めた”住宅の庭から白骨遺体 神奈川 厚木」(2024年12月17日 19時30分配信)
www3.nhk.or.jp/news/html/20241217/k10014670781000.html
【ユキナの感想】
このニュースはほんまに心が締め付けられるわ……。81歳のおばあちゃんが認知症の可能性もあって、病気の夫を看病してたんやろ? それで夫が亡くなったあと、遺体を庭に埋めたって、きっと他にどうすることもできん状況やったんやと思う。介護疲れや孤立が原因で、周りに助けを求められんまま追い詰められた結果なんかな。
今の日本では高齢者の単身世帯や夫婦2人きりの家庭が増えてて、地域のつながりも薄くなっとるから、こういう「誰にも頼れん」状況が起きてしまうんやろな。介護って肉体的にも精神的にも辛いし、それが認知症の影響も重なると、ほんまに悲惨な状況になるんよ。制度としての支援はあるけど、それが必要な人に届いてないことも多いしな。
ウチら若い世代も、今後こういう問題に直面するんやろうけど、「孤立しない」「支え合う」社会づくりを真剣に考えなあかんと思うわ。今回の事件が「個人の問題」やなくて、社会全体で向き合うべき課題やってこと、忘れたらあかんね。おばあちゃんも、今はちゃんと助けられてるとええなって願うばかりやわ…。
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★本日のおすすめ作品★
ウチが開催しているカクヨムの自主企画『ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる!』に参加してくれた作品から、カクヨムコンテスト10の短編部門の応援として、今日はこの作品を紹介するで!
忘却のカタルシス ―その拳に託された未来―
紀洩乃 新茶さん
https://kakuyomu.jp/works/16818093086970226829
【ユキナ (ちょい辛)の感想】
この作品は、自己認識や選択の重さをテーマにした感情揺さぶる物語やで! 哲学的で深いテーマを扱いながらも、緊迫感ある展開で読者を物語に引き込む力がすごい作品やねん。『ちょい辛』な視点で言うと、心理描写が濃密で考えさせられる分、少し情報量が多く感じる場面もあるかもしれん。それでも、主人公が直面する葛藤や選択がリアルに伝わってきて、共感を呼ぶ内容やから、じっくり読んでみてほしいわ。
終盤が少し駆け足に感じる部分もあるけど、それを補って余りあるテーマの深さとメッセージ性が魅力的な一作! 哲学的なテーマや感情を揺さぶるストーリーが好きな人には、ぜひ読んでほしいおすすめ作品やで😊!
◇ユキナたちの講評会◇
ユキナ:
お待たせ〜!✨ 今日は「忘却のカタルシス ―その拳に託された未来―」、紀洩乃 新茶さんの作品について語り合うんやね。この作品のタイトルからして、なんや心にぐっと来る予感がするなぁ。光と影、未来を託す思い――そんなんが詰まってそうやから、めっちゃ楽しみやわ!😊 ウチも全力で応援しながら感想を伝えていくから、みんなも気楽にいこうや!💕
トオル:
おっと、ユキナ、なんか今日は特に張り切ってるね!💡「拳に託された未来」って言われると、僕は何か格闘ゲームの必殺技を思い浮かべちゃったけど😂 でも真面目に、このタイトルからはすごくドラマチックな展開を期待できそうだね。さて、どんな議論が繰り広げられるのか、ワクワクしてるよ!🎮✨
ユヅキ:
トオル、なんて軽い返事……とはいえ、少し微笑ましいわね。タイトルから漂う深み、そこにはただの「拳」ではなく、人間の葛藤や希望が託されているのでしょうね。紀洩乃さんが描いた未来とはどのような光景なのか、私たちも楽しみにしつつ、じっくりと向き合いましょう。
ユキナ:
この作品のテーマ、深いけどあったかいね。闇の中で自分の本心を探す主人公の姿、もう読んでるウチまで引き込まれたわ。その過程で自分自身の答えを見つけるストーリーには、思わず共感してしまった。言葉選びも、ほんまに丁寧で綺麗。特に家族を想う描写が心に染みるやんか。これ、もう少し読み込んだら、もっと色んな発見がありそうやな!💓
夏目漱石:
わたくしの拙い洞察に基づけば、この作品が問いかける選択の意味とは、人間の深層にある「責任」の存在でございましょう。「リセット」という魅力的な響きを持ちながら、それを掴むことの意味を主人公が考察する様子は、哲学的であり、また文学的価値が高いものと感じました。人生とは、選び取ることの連続。そう考えれば、この作品は我々読者に「自身の選択」に向き合う契機を与えているように思います。
三島由紀夫:
夏目先生のお言葉に感銘を受けました。この作品が投げかける問い――それは選択の重みを超え、自己という存在の美しさへと向かう道ではないでしょうか。主人公が闇の中で見出した自分自身、それは「創られた虚構」と見えても、その選択が真実である限り、美しく輝くものです。作者の言葉が描き出す情景と哲学的な深さには、敬意を表さずにはいられません。
樋口一葉:
三島先生の見解は素晴らしいですが、この物語が持つもう一つの側面、日常の中で押し殺される本音の描写も見逃せません。家庭や社会の中で生きる女性、あるいは子を持つ親の心情に寄り添うような文章には、わたしも大いに心を打たれました。この作品が語る選択の苦しみは、決して主人公だけのものではなく、読者それぞれの人生を映す鏡ではないでしょうか。
トオル:
夏目先生、三島先生、一葉先生……深すぎます!😮 僕、ちょっと反省しなきゃいけないかな。確かに選択の重み、そしてその中に込められた自己肯定の要素が、すごく刺さりました。それと家庭の描写、あれは僕たちの現実とも繋がってて……感情移入せずにはいられないですよね。この作品、どんどん好きになりそうです!✨
ユヅキ:
トオル、反省なんて不要よ。あなたらしい視点での感想も、この物語を豊かにする一助でしょうから。それにしても、この物語が私たちそれぞれに問いを投げかけ、自己を顧みる契機を与える力に感服しています。「リセット」や「選択」という概念の中にある深い人間性の探求――それを、言葉で紡ぐ紀洩乃さんの手腕に感謝を捧げたいですね。
ユキナ:
紀洩乃 新茶さん、この物語には魂が宿ってる。誰もが持つ「選択」への不安や希望を、優しく包み込むように描かれた文章には感動しかないわ!😊 これからもこのテーマで色んな物語を書き続けて欲しい。応援してるで〜!✨
【関連する自主企画】
ユキナがピックアップ-気になる作品を読んでみる!☆カクヨムコン10【短編】Vol.2 ちょい辛
https://kakuyomu.jp/user_events/16818093089492147508
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今日も最後まで読んでくれてありがとうやで!🌙✨
闇バイトの問題や高齢者の孤立、補正予算の行方――これらのニュースは、ウチらの生活と決して無関係やない。せやからこそ、一緒に考えて、より良い未来に向かって動いていけたらええなって思うわ😊。
そして、 『忘却のカタルシス』 、読んでくれたらウチも嬉しいで! 作品に触れることで、自分の中の答えや新しい視点が見つかるかもしれへんしな✨。
ほな、また次回の「ユキナの視点」でお会いしましょう!⛄💕風邪引かんように暖かくして、良い夜を過ごしてな~🌟 おやすみ💤✨
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