前世で猫だった主人公がひそかにふたをして抱きつづけていた、前世の傷ついた記憶に、とあるきっかけで向き合うことになるショートストーリー。さとのさんのストーリーはいつも歩くようなテンポがここちよくするする読みます。長編小説のプロローグのようです。だからこそか、今回は「もうおわり?」とおかわりがほしくなるような名残惜しさが残りました。続編に期待かにゃ?
転生物語です。ある意味異世界転生した主人公前世の記憶があるからこそのやりきれなさや理不尽さを感じだからこそ、最後の出逢いがとても温かいと感じるのでしょうか。生命、家族野生でもなくペットでもない野良猫を通して大切なものを教えてくれます