二人の決意
秋深まる11月の、風も日に日に冷たくなる、ある日の事。
いつもの、神社からの帰り道、琉莉の隣で私は考えていた。
それはあの神社の『巫女』を名乗る少女-、宮の事だった。
やはり、彼女の存在はどう考えても、腑に落ちないものだった。
『宮…。貴女は一体、誰なの…?本当に、貴女はただの巫女なの?』
私が先程から考え込んでいる理由は、あの神社への散歩の帰りに出くわした、町の人から言われた言葉だった。
「あら、お二人さん。あそこの神社のお掃除かい?」
「お若いのに、神社掃除に精を出すとはこの時勢、感心だね」
秋も深まってきて、境内に赤や黄の落葉が増えた。鎮守の森から境内に、秋風が吹きつけると共に舞い込む落葉は、放っておくと、色褪せた枯葉に変わり、あっという間に溜まってしまう。
今日も、宮、琉莉と境内の落葉を一緒に払い、清め、いつもの如く、帰りに、休憩所になっている社務所の一部屋で、宮にお茶を入れてもらった。
そして、階段を下ったところにある、入り口であり、出口でもある鳥居を出たところで私達は、偶々、近所に住まうご夫婦に出会ったのだ。
ご夫婦とは、特別親しくはないが、最近では顔を合わせたら、軽く当たり障りのない世間話をするくらいの付き合いにはなっていた。
「はい、最近は、すっかり紅葉も色づいて、落ち葉が増えましたからね。掃き掃除をしておかないと、折角の産土神様のいらっしゃるところが、枯葉でみずぼらしくなっていまいますので」
私、それに宮にはくだけた口調で話す琉莉も、他の人に対しては、普段よりはしっかりした印象を受ける言葉遣いで答える。
「それに、この神社の巫女様とも、私達、すっかり親しくなって。お二人もご存じないですか?宮っていう、女学生くらいの年の子なんですけど、可愛らしくていい子で、よく話すようになったんです」
そう、何気なく琉莉が、宮の事を話題に出した時だった。
「え…?あの神社に…巫女様が?」
ご夫婦のうちの、奥さんの方が、首を傾げ、旦那さんの方を見る。狐につままれたような表情をしていた。
「ねえ…?あんた。あの神社って、確かもう何年も前に…」
「ああ。何処かから、新しく神主様や巫女様が来たなんて、そんな話も聞いた事がないが…」
その二人の様子は、明らかに、私達が何を言っているのか分からず、困惑している様子だった。
「あの、すみません。お二人とも。どうかされたんですか?」
私が、二人に尋ねてみる。二人はしばし、顔を見合わせていたが、やがて、戸惑いを隠せない表情のままで、こちらを見た。
「あの、琉莉さんに、天海さん、だったかしらね?お二人は確か、まだこの街に来て、一年と経ってないのよね?」
奥さんが尋ねてくる。私は頷く。
「はい。この春にこの街に越してきて…、あの神社で、宮っていう名前の、巫女様に出会いました。見た事ありませんか?年齢はまだ10代くらいで、自分の事を僕と呼ぶ、変わった子で…」
「あのね…天海さん。あの神社は、戦争が終わって、何年もしない頃に、最後の神主様もお亡くなりになっていてね。それ以来、新しく神職の方も来られていないし、何年も無人の筈よ。私達はここに何年も住んでるけど、特に最近の数年はすっかり寂れていて、巫女様のお姿なんて、見た事ないわ」
その、奥さんの言葉を聞いた時、私は、わが耳を最初、疑った。
「え…、じゃあ、二人は、あの神社では、誰も人を見た事はないんですか…?」
今度は、旦那さんが深く頷き、答える。
「ああ…、その、宮とかいう巫女様の女の子?には、一度も会った事はないね。そんな、女学生くらいの女の子が昼間からよく、あの寂れた神社に出入りしてるなら、もう少し目立ちそうなものだけれど、他の人からも、そんな話は聞いた事ない。それに、二人が仲良くなった、その宮っていう子は普段は何処に住んでるのかとか、二人は知ってるのかい?まさか、あの雨漏りのしそうな神社で寝泊まりしてる訳でもあるまいし…」
二人の指摘はもっともだった。
私達は、宮の詳しい事情を何も知らない。
あの春の日に声をかけられて以来、あれだけ、あの神社に足を運んで、彼女とは話したにも関わらず。
あの神社の外で彼女を見た事もなければ、彼女が何処に住んでいるのかという話さえ、宮本人からは一度も聞いた事もなかった。
ご夫婦が言うように、あの古びて、人が住めるような建物もない神社にずっと、彼女が住んでいるとはとても考えられない。
どうして、今までそれを私も琉莉も気にしなかったのか。
そして、決定的におかしいのは、『戦争が終わって何年もしない頃に、最後の神主様も亡くなってから、あの神社はずっと、神職の人は誰もいない』という話だった。
あの戦争が終わってから、もう20年が過ぎた。
話の通りなら、あの神社は少なくとも10数年は無人で放置されている事になる。
巫女様もあの神社にはいない筈だというのも、この街に、私達よりずっと長く住んでいる、このお二人が言うのならきっと間違いはないだろう。
それなら、あんなに私達と親しく話してくれた巫女の少女、宮は、一体何者なのだ?
この街で、新しい生活の一部として、いてくれるのが当然の存在になっていた、宮の姿が、私の中で揺らいでいく。
琉莉も、私の隣で、衝撃から口が塞がらない様子だった。
あの神社と、宮の事について、そのまま話し続けるのも気まずくなり、私達と、近所の、ちびっ子を連れたご夫婦はそのまま物別れになった。
帰り道、会話は途切れていた。
「ねえ…、天海…。さっきのご夫婦のお話って…。あれが本当なら、私達が今まで、話してたあの子、宮は一体…誰なの?巫女様じゃないの…?」
箒と塵取りを持って、ずっと黙って歩いていた琉莉が再び口を開いたのは、ぎしぎしと音を立てる引き戸を占め、家の玄関の三和土に立った時だった。
「そんな事聞かれても…分からないよ、私にも」
私も、そんな答えしか返せず、二人そろって、口をつぐむ。
昼餉の為に、二人で茶の間に入り、卓袱台を挟んで腰かけ、ラジオをつける。
去年の東京五輪を機に、テレビを置く家も増えたらしいが、我が家には、テレビという高級品を買うお金はまだない。
番組などを二人で楽しむ時は、ラジオがまだ主役だった。
何か音楽番組が放送されていて、陽気な歌謡曲が流れてきたが、それも、この空気を和らげはしない。
まだ幼い頃、狐や狸に化かされた人の昔話を読んだ事があるが、今は、まさにそんな昔話の化かされた主人公になったような気分だ。
茶の間の畳に、夏のそれより、柔らかい色になった日差しが差し込んでいた。
『いやぁ、今日も手伝ってくれてありがとう!枯葉がすぐに積もってしまって、困ってたんだ。おかげ様で、だいぶ参道や境内もすっきりしたよ。天海、琉莉にお礼…と言ってはなんだけど、ここの紅葉たちも見て行ってよ。流石に名勝には負けるけれど、ここの神社の椛たちも中々のものでしょう?』
そう言って、神社を囲む木々の梢に、色づいた紅や黄の木の葉達を、案内して見せてくれた、今日の宮の姿が浮かぶ。
『雨が一つ過ぎる度に風が冷たくなってきたわね。もう、夜に詰めて筆を執る時は、厚着しないとあっという間に風邪をひきそうよ』
赤や黄の、木の葉を乗せて、木立の合間から吹き抜ける風に、羽織をぎゅっと寄せて私が言うと、鎮守の森を案内する宮は、振り向いて答える。
『そうだね…。僕も、雨は嫌いだけど、秋は、一雨、また一雨降って寒くなる度に段々と紅葉の色が深く、綺麗になっていくから、秋の雨だけは好き』
そうして、宮は『ここは、この森で、一番、僕が気に入ってる景色』と言って、くるりと、私達の方に向き直り、白衣(しらぎぬ)の裾に包まれた腕を、ぴんと伸ばして、指先で、上を差す。
見れば、そこだけ、差し込む日の光の筋が多くなっている。
見上げると、緋色の天幕の一か所にだけ穴がぽっかり空いたかのように、赤の木の葉と対を成す、秋晴れの空の澄み渡る青が、私の目に焼き付いた。
その場所だけが、梢の枝葉を照らす光が強くなり、黄色の木の葉などは、日の光の中で一段と輝きを増して、黄金の葉のようにさえ見える。
「紅葉狩りがしたくなったら、この鎮守の森にまたおいでよ。この季節、紅葉の名所は人でいっぱいだけど、ここなら、天海と琉莉だけで貸し切りだよ」
ぽっかりと空いた、緋色の天幕の穴の下の、陽だまりで。
彼女‐宮は、振り返り、私達に微笑みかけた。
あんなに、生き生きと、私達の傍にいた彼女を、私達以外は誰も見た事がないというのか。
しかし、もしも宮が、『人ならざる存在』であったとしても、私には、不思議と、彼女が何か得体のしれない、邪なものではないかとか、そういった疑念は抱かなかった。
「でも…、私達の見ていた宮が、仮に…御伽噺の世界にでも入ったような感覚だけど、人間じゃない存在だったとしても、怖いとかそう言った感覚は、不思議なくらいに湧かないの。寧ろ、今まで会ってきたどんな人間よりも、心を許して話せたくらいだから」
それを琉莉に伝えると、彼女も深く頷いた。
「私もそう思う。何故かって聞かれたら…、私も説明はし難いけれど。あの子の正体が何であったとしても、私も、宮を疑ったり、遠ざけたりしたいとは、思わないわ」
私と琉莉の、本当の関係-女の恋人同士、一つ屋根の下で生活している事-を聞いても、一切拒絶する事もなく、純粋な眼差しで応援すると言ってくれた、宮の事を疑う気持ちは、どうしても湧いては来なかった。
『それに…、これは恥ずかしいから、琉莉には内緒だけれど、あの花火の、祭りの夜。空耳なんかじゃなく、確かに、宮の声が聞こえた。私の事を励ましてくれてた…。あの時、傍にはいない筈なのに、何処か、宮が見守ってくれてるような気配がずっとしていた』
日々、原稿の締め切りに追われ、私は忙殺されながら、琉莉と一緒に生活する日々を過ごしてきた。
それは確かに、琉莉と深く信じあう関係の上に成り立っていたものだったが、いつしか、恋人の関係らしい、煌めきや華やいだ時間を失ってはいなかっただろうか。
『確かに満たされてはいるが、この暮らしで、私と琉莉の関係は良いのか』という、漠然とした疑問は、私の頭の中にいつも存在していた。
そんな、何となく、現状を甘受していた私と琉莉の暮らしに、鮮やかな色彩を与えてくれたのは宮だった。
初めて会った日の、境内の桜の花の色。
宮が持ってきたチラシがきっかけとなった、夏の夜の花火の色。
秋の澄んだ青空に映える、鎮守の森の紅葉が作りだす、緋と黄の天蓋の色。
この街に越してくる前…、もっと私が、作家としての仕事に追い立てられ、前の家にこもり切りだった頃には、琉莉と、心に染み入るような景色を一緒に見る機会なんて、めっきり無くなっていた。
だから、この街で、宮に会えた事は本当に良かったし、宮の正体が何であったとしても、受け入れられそうな気がしてくる。
宮が人であってもなくても、彼女以上に、私達の事を受け入れ、幸せを願うと、純粋な心から願ってくれた存在は今まで、いなかったのだから。
「この街に来て、宮と出会ってから、綺麗な物を琉莉と一緒に見られる事の喜びを、再び、しっかりと嚙み締められるようになったわ。…今思えば、あの子に会う以前の私は、一緒に暮らしてるのに、ちっとも琉莉を連れて出かけたりもせずに、自分の仕事に焦ってばかりだった。きっと、琉莉にはつまらない生活だったわよね」
昼餉の膳を二人で下げた後、卓袱台の前に戻る。急須で二つの湯呑みにお茶を注いだ後、少々の自虐を込めて、私はそう口にした。
私の言葉に、琉莉は、首を横に振って、「何言ってるの」とそれを打ち消した。
「天海との生活はその1日、1日がどれも、私には価値があるもので…、つまらないとか退屈とか、そんなの感じた事ないわ。まぁ、天海があそこまで家事出来ないのは驚いたし、天海が怪我しないか、ひやひやしながらもお料理教える事は、それはそれで退屈しなくて、楽しかったね」
「うっ…、あの頃は琉莉には手間をかけたわね。自分でやった方が早いだろうに、手取り足取り、教えてもらってしまって。あの頃はよく指に絆創膏を巻いて、筆を握ってたわね」
私は、包丁裁きをしくじって、指先に絆創膏が絶えなかった頃を思い出した。
そして、お互いに苦笑する。
その後に、琉莉はこう言った。
「まぁ、冗談はおいて…。今までも、天海に蔑ろにされて、放っておかれているとか、そんな風に感じた事はないって事よ。ただ…、この街に来てから、少しばかり変な言い回しだけど、宮の神社に行くようになって、綺麗な物も、色々と一緒に見て。それを、愛でるように眺めてる天海の姿も、いつもよりもっと綺麗に見えて…、ああ、私は、やっぱり、天海を愛しているんだなって、改めて、前以上に、強く思えるようになったわ」
こちらの方が、 琉莉の本音の言葉のようだ。先程の冗談は、本心で、大事な事を言う前の口慣らしであったらしい。
その声の末尾は、小鳥の囀りのように高く、よく通る普段の声と異なり、恥じらいからか、やや小さくなっていった。声が小さくなっていくのと反比例するように、頬の方は、薄い緋色を帯びていく。
それは、つい数刻前に見た、宮の神社の鎮守の森の、まだ赤く染まり切らない、色の薄い紅葉を思い出させた。
お互い、また気恥ずかしくなり、手持ち無沙汰でお茶を飲む。
この、今までの、二人一緒に暮らすのが当たり前の光景となってしまい、何処か弛緩した空気も充満していた、今までの日々にはなかった、気持ちの昂ぶりや胸の高鳴り。私もまた、琉莉は、一緒にいるのが当たり前な存在ではなく、大事な恋人だという気持ちを思い出すようになった。
「不思議なものね…。琉莉と、二人で暮らしているのが当たり前のようになって、もう結構経ったっていうのに、こんな風に、逢瀬を始めたばかりの初心なアベックではあるまいし、今更になってお互い、初々しいやり取りをするようになるなんてね…。でも、決して悪い心地じゃないわね」
「私もよ、天海…。私達がこうやって同じ屋根の下で暮らしてる事も、当たり前の事じゃない。お互いが、大事な恋人になれたからなんだって事を、もう一度、意識出来たよね。この街に来て、あの神社で宮と出会ってから」
二人のやり取りそのものは、お互いの事を恋人として意識するのが薄れていた一時期より、少しぎこちなくもなっているのに、私の心は不思議なくらいに満ち足りて、幸せを感じていた。
今の関係やお互いのあり方も、勿論、十分に気に入っている。
しかし、今よりもっと、愛し愛される者同士として、お互いの事を意識し合いながら、共に生きていける。
そんな、新たな関係に琉莉と共に一歩を、私は、踏み出したい。
そうした願いが、頭の中に浮かび上がってきた。
そのような関係とは何か?
もし、私か、琉莉、そのどちらかが男だったならば、答は単純明快だったに違いない。
婚姻の儀を交わし、正式に夫婦となれば、大手を振って「本物の家族」と名乗れるようになるのだから。
-しかし、私と琉莉の場合は、そう簡単にはいかない。
そんな事が出来る場所は、この国にも、例え海の向こうの国であっても存在しない。
この国を出たとしても、同性同士で婚姻など出来る国もなければ、式を許してくれる神社や教会なども、今の世界にありはしないからだ。
宮に、桜の舞うあの神社の境内で初めて会った日に、彼女に、私と琉莉の関係を包み隠さず話した時の事を、思い出していた。
『同じ女同士だけれど、お互いに、もう家族と言ってもいいと私も琉莉も、思っている』
確か、私はそう言った筈だ。
その考えは勿論、今も全く変わらず、気持ちだけならば、とうの昔に、私と琉莉はもう家族となっているつもりだ。
‐だが、それは私と、琉莉の二人だけの『気持ちの問題』でしかない。
私達を実際に家族と、世間に証明出来るものは、何もない。
何処までいっても、『同じ家に住んでいる赤の他人』という以上の関係と、誰からも認められはしないのだ。
そこに考えが至ると、琉莉と恋人なのだという幸せな気持ちが、穴を開けられた風船のように、みるみるうちに、呆気なく萎んでいく心地がした。
私と琉莉の関係など、この家を一歩外に出れば、誰も証明する者さえいない、あまりにも覚束なくて、脆いものだという事実は、私の心に暗い影を落とす。
女心は秋の空、とはよく言ったもので、この茶の間の窓から垣間見える、澄んだ青を背に、雲がまた増え始めた秋空は、私の心の移り変わりの速さを投影しているかのようだった。
急に表情を曇らせた私を、琉莉が、心配そうに見つめていた。
私は、自分のこの気持ちを琉莉に伝えなければならない。
「琉莉…、私は」
私はそう言って、そっと、卓袱台の向こう側に座っている、琉莉の手をそっと包んで、握る。
「ずっと前から、琉莉の事は恋人であるのは勿論、もう本当の家族と同じと思っているわ。だけど、それを証明するものがこの世界には何もない。それを考え出したら、歯がゆくてね…。それでも、何とかして、私と琉莉の二人は、ちゃんと、本当の家族だったんだという証が私は欲しい…。」
琉莉の目を見据えて、続けて、「琉莉は、どう思う?」と問いかける。
彼女もまた、いつになく真剣な表情となり、じっと、長い睫毛を伏せ、震わせながら、考えていた。
そして、彼女は答える。
「私も同じ。天海と、家族になれたんだっていう、その証が欲しい…。式を挙げて愛を誓えるような場所はなくても、誰か、たった一人でもいい。私達が家族だった事を証明してくれて…、この先も忘れないでいてくれる存在が、いてほしい」
琉莉の気持ちを確かめた私は、深く頷く。
『私達が家族だった事を証明してくれて、忘れないでいてくれる存在が欲しい、か…』
その言葉を聞いた時、私の脳裏に浮かぶ姿は、白衣(しらぎぬ)に緋袴(ひばかま)の姿の、ただ一人しかいなかった。
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