第7話 都合のいい女
数日後、正敏が残業していると、明子が設計室に入ってきて正敏の前に立った。以前と同じ口調で「やらせてあげる」と言った。
驚いた正敏は「吉田先輩、山田先輩と婚約したんでしょ」と言った。
「そうだけど」と明子。「わたしまだ、四谷君の都合のいい女だよ」と言って、媚びた笑顔を正敏に向けた。
まったく都合のいい理屈だと正敏はあきれた。
乗り換え G3M @G3M
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます