真実がどうっていうのは物語のこっちの人間にはどうでもいい。のだけど、世間様的にも多いネタなので、押さえておかないといけない必修科目ではある。オチから展開から現実でも物語でも数百千万あった形だけど、つまり本当によくある欲望の形なんだ。大変よろしいと思いますよ。
最初、タグに目を通して「おっ、これは昼ドラ的な内容か!」と私は思っていました。そして、そんな気持ちのままで全話を読み終えた時に抱いた感想は……。「こ、こわっ!」の一言でした。あらすじにもあるように文中には残酷な描写があるため、万人におすすめできるかは分かりません。ですが、心臓の強い方ならば読んでも大丈夫な作品かと思われます。「怖い話ならいくら読んでも大丈夫!」という方は是非ともこの作品を読んで、読後に背筋がゾワッとする感覚を味わってください。
「只、生粋の熟女好きのオレには、女主人公の年齢設定が六〇歳を超えてれば、もっと前のめりになって読めた。」物語の年齢修正の期待を込めて、☆☆☆。