マップ端のエリアを確保して安全な策源地としてからでないと、全軍上げての侵攻は無謀ですね(なんの話だ)。
指揮官が自腹で雇った戦力でどうにか守り切れたのは幸いでしたが。これが前例になると、これを基準に次の計画立てるアホが居るから危険です、えぇ。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうそう、やっぱまず安地ですよね。そこから索敵出して敵を先に発見して……みたいな手順がですね、必要だと思うんですよ(曖昧に話に乗る作者)
そしていますよね、「えっあのときやってたじゃん、今回もいけるっしょ?」とか言い出す奴……(´=ω=`)
負傷者の大半は戦病死する、それを劇的に改善させたのがナイチンゲール女史。
相当におっかない人だったみたいです。
この世界では清潔、感染症対策はどうなのかな。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
細菌その他の微生物についての知識はまだありませんが、経験則的に衛生観念はあり、ただ技術がなかなか追いつかない、というところですね。
治癒魔法(奇跡)でふわっと治せちゃう部分もあるので、現実世界ほど負傷者に厳しくはないはずです。
まったく関係ないのですが、ナイチンゲールについては作者の旧友が冬コミで新刊を出すそうなので、ご興味があるようであれば是非。「なぜナイチンゲールはクリミア戦争で活躍できたのか? 原点としての淑女病院総監職について」というタイトルだそうです。
トリアージ。
重たい、ね。
でもそれを、命の重みを分かっていない人には、してほしくない。
どうか、安らかに。
とりあえず主人公は、頭と目と耳と口と喉と利き手が無事だから、自分は問題なく仕事できると判断する人。
…休ませて、休養が必要です、定時なのでもうやりません。
それが言えない日本人的ワーカーホリック、確定。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
トリアージ、絶対にやりたくないけど自分がやらないといけない、で引き受けざるを得ない人というのはいてしまうはずで、でもそういう人にも救いがあってほしい、という作者の願望が出ているシーンです。わりとお気に入りです。
主人公はべつに転生してきたとかではないしワーカホリックという自覚もないんですが、仕事への責任感は仰るとおり、ほっとくと潰れちゃうジャパニーズ社畜のそれです。今回もベテラン下士官に「あんたもうちょっと自分のことを考えろよ」って言われてますね。
無能な隊長殿。
死体が残る死に方が出来るといいですね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
大佐のアレさ加減について、どうしてそうなっているかというと本作が「機能不全の組織で頑張る中間管理職の話」だからです。
機能不全の象徴として出てくる登場人物なので、組織を機能不全にするしトラブルを運んでくるわけですね。
なぜその場で(「事故」などで)解決できないかというと、
・作中では「国内有数の大貴族の係累」という巨大な安全装置がある(事故について責任を取らされる範囲が不明なので結果として事故を起こさない方がローリスクになる将校がそれなりにいる)から
・メタ的には「その場で解決をされると話が進まない」から
です。
主人公の前任者は戦死して主人公がいまのポジションに就いたわけですが、大佐のポジションで同じことが発生すると機能不全が解消「してしまう」わけですね。
まあ、サメ映画に出てくるサメみたいなものだと割り切ってお楽しみいただければと思います。
何かの記事で読んだ記憶があるが
都会の街角で交通事故があり、今まさに死にそうな人の最後の言葉を聞いた人(Aとする)がいたそうだ
それは、見ず知らずのAに、自分という人間がいたことを覚えていてくれ、といった言葉だったらしい
人は、今際の際には、自分の生きた証を残したいものなんだと思う
「あなたのことを覚えておく」これはとても良い送り言葉だったとおもった
作者からの返信
コメントありがとうございます。
戦場で見送られること自体が不幸ではあるのですが、その中で少しでもマシな形で、と主人公が考えた結果があれです。当人もおそらく「あれで良かったのか」と折に触れて思い出しては悩むでしょうし、そのように褒めていただけると安心するんじゃないでしょうか。
大佐がもう少しでも脳みそがあれば死者が出ずにすんでいたかもと思えば、憤りをおぼえてしまいます・・・
作者からの返信
感想ありがとうございます。
仰るとおり、もうちょっとなんか考えといてくれれば……という部分は多々ありますね。
軍隊が他の暴力装置に優る点は自己完結性と継戦能力であり、いずれも兵站によって可能となり、攻勢限界は充分な兵站らを提供出来る兵站線の限界によって規定されると考えます。このように考えると、バカ大佐の存在以前に軍隊自体が大きく歪んでいるかと。
その歪みの是正 こそが死傷した部下たちに対して 兵站将校の負うべき責務であると思います。頑張れ、兵站将校。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
ご指摘のとおり、いろいろと歪みはあります。
完璧な組織なんてなかなかないですし、そもそも「機能不全の組織で頑張る裏方」がテーマなんですよね本作。
そのようなわけで、レフノール君は、自分の手が届く限りは頑張ると思います。そういうお話の主人公なので。
戦場名物、後方から撃たれ名誉の戦死を遂げそうやな、この大佐は。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
読者の皆様のほぼ満場一致で「早く○んでくれねえかなこいつ」って言われてますね彼。見事なものだと思います。
中尉の腕がちぎれてないのは防具のおかげだったんですね〜。
前作からの流れもあり、中尉は片腕なくなるのかな?とか勝手に思ってました。
しかし、世界観(衛生概念と魔法による治療のバランス)によっては、兵の負傷者は感染症でこのあと半分ぐらい戦病死しても不思議じゃないのが戦場の怖い所。
あるなら抗生物質的なポーションを送ってもらう手配が必要。
社畜もとい軍畜は休めませんね。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
30話過ぎくらいにちょろっとだけチェインメイル着てる描写がありまして、びっみょーな伏線になってます。
負傷者は「とりあえず今のところ死んでない」以上のものではないので、仰るとおり何らかの手配は必要でしょうね。休めなさそうだなぁ……(´・ω・`)
100名でも兵を残してくれれば、死者すら出ないかもしれなかった。
200名残せば、そもそも襲撃すらなかったかもしれないのに……
と、どうにもならないことを嘆いても仕方ないですが……
威力偵察をどういうルートで進むのかは知りませんが、支流に沿うってまさか本当に川岸を進んでるんじゃあるまいな……さすがにそれはないよな……
作者からの返信
感想ありがとうございます!
まあそのへんは仰るとおりですね。「そりゃねーだろ」みたいなお話ではあります。
でもいますよね、「そりゃねーだろ」をやっちゃうえらい人。
ルートの選定は少佐の担当なのでそこまで非常識なことはやってないはずですが、少佐自身も「どうすんだよこれ」って目を澱ませてたので苦労は推して知るべし、という感じです。
手ぶらで帰ってきた大佐が偉そうにさも自分の手柄かの如く「よくやった!」とか言い出す姿が目に浮かぶようですね。
「オレ達がお前達を食わせてやってんだぞ」的な営業戦闘部隊が幅を利かせていたりする会社の財務兵站部隊側の人間として面白おかしく拝読させて頂いております♪
(せいぜいトントンの営業活動利益の会社が主にこちらの不動産運用による財務活動利益で何とか毎期黒字化してるお陰で融資ストップ倒産をせずに済んでいるという厳しい現実を脳筋軍人の皆さんは未だによく理解出来ていない)
作者からの返信
感想ありがとうございます!
だいたい現実世界に引き付けると仰るような感じだよね、って思いながら書いたやつなんですが、コメントの解像度が高すぎて震えてます。
どこの世界でも同じなんですねえ……(´=ω=`)
とりあえず緊急事態の範疇だと思うのでリンクストーンで兄貴と同期に連絡とか。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ですねー、リンクストーンは落ち着いたら使うことになるんじゃないでしょうか。
とはいえ、遠く離れているので「今すぐに助力が必要」というときには役に立ちづらい部分もあります。難しいですね(´・ω・`)
守備隊100人でしたっけ?
現代の軍事的には全滅判定ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね、現代なら全滅判定されておかしくないと思います。
というか近現代まで来てさすがに高級将校がこれはねーだろ、というお話でもありますね。
編集済
それもこれも、あの無能よりタチの悪い大佐のせいですね。今回の戦いで名誉の戦死を賜っていれば良いのですが。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
本当にねえ、もうねえ……(´・ω・`)
大佐の冥福をお祈りします
痛い目を合ったらストレスか下がるがたぶん無理な上、作戦が成功したら戦功がおそらく全部アレのものになるからやはりここで……
今回の敵襲で思ったより大佐へのヘイトが溜まるのが自分にも驚きました