その先に光がある
古 散太
その先に光がある
目の前の暗闇が晴れていくとき
心が高揚して抑えられなくなる
思考はどこまでもクリアになり
すべてを理解しているかのよう
足元もその先も暗闇に覆われて
一歩が踏み出せなかったことも
すべてがまるで嘘だったように
悪夢にうなされているみたいに
思考が生みだすベールをまとい
上手くいかなかったことばかり
周囲の人々に聞かされてきたが
それはすべて幻想だったと知る
誰も同じ人生を歩んではおらず
私には私の歩む道がありすでに
これまでずっと歩いてきたから
他人の道を歩くことはできない
行く道がどれほど曇っていても
行く先が見えなかったとしても
この状況は刻々と変化していく
やがて暗闇は消え去り光が射す
私には私の進むべき道が存在し
すでにその道を歩き続けている
浮足立つような高揚感に包まれ
上機嫌に歩みを進める私がいる
変化しないものはどこにもない
夜は朝になり季節は巡っている
この星が呼吸を続けているなら
暗闇は光に飲み込まれると知る
人々は安心の中で視界を拡げて
不安に溺れて視界を小さくする
それはすべて思考によるもので
事実とは異なる真実を目にする
依存するなら自分を信じなさい
誰の中にも自分の知らない力が
無限に用意されているのだから
自分と自分の魔法を信じなさい
幸福とは自分が創造するもので
それだけの力は用意されている
待っていては無駄に時が過ぎる
閃いたのなら今すぐ動きなさい
楽しく笑顔で生きていきなさい
多くのことを肯定し許しなさい
未来は希望のままと知りなさい
すでに幸せであると認めなさい
目の前に横たわる暗闇はすべて
ものの見方による一時的な幻想
俯瞰で見れば通り道に過ぎない
その先に光があると知りなさい
その先に光がある 古 散太 @santafull
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