創作が動き出す瞬間を追う、軽快で熱いエッセイ
- ★★★ Excellent!!!
物語としての創作奮闘記
そう言いたくなるほど、このエッセイは作者が作者になる瞬を丁寧に追った記録です。
PVやコメントに一喜一憂しながらも、世界観の組み立て方やキャラクターの息づかいを独自の視点で解き明かしていく語りは、軽妙でありながら芯が強く、読者を自然と創作の舞台裏へ誘います。
日常と創作が交差するリズムの良い筆致は、熱と分析が混ざり合う心地よさを持ち、読んでいる側まで「書く」という営みの鼓動に触れられるはず。
静かな温度で、創作の楽しさが残ります。
これを読んだら、あなたも必ず☆☆☆を投げることだろう。