なにごと!?


 それは今より五日前。

 11月11日の月曜日の出来事。


「よーし、今日はギルバトも月一のおやすみ! ゆっくり小説書こっかなー」


 夕食を終えて、のんびり愛機ノートPCを立ち上げる。

 そしていつもの如く、スマホとの二刀流でカクヨムのワークスペースを開き――


「ふぁっ!? なにごと!?」


 現れた画面を前に、私は叫んでしまってた。


 ☆☆☆


 皆様、こんばんちわ。

 キミサガでお馴染みの皆様、いつもお世話になっております。

 あなたのお庭の隙間田植えします、芋つき蛮族です。


 あまり引っ張るのもなんなので。

 今回の話は「PV増加」についてです。


 では早速、レッツエッセイ!


 ☆☆☆

 

「どういうことなの……」


 予兆自体は、既にあった。

 仕事の合間にスマホでキミサガのチェックをして、


「今日はなんだかPVの伸びがいいなー。こりゃ久しぶりに一日の最高記録更新あるかもな!」


 なーんてウキウキしつつ、職場からの帰路についていたのだ。

 そして「いざカクヨム!」と気合を入れて自室で確認してみれば。


「PVがめちゃくちゃ伸びてる……」


 時刻は18:00過ぎ。

 ここからまたカクヨムをチェックする人も増えて、一日の〆に向けて動きがあろうかというタイミング。

 

 濁してもなんなのでハッキリ書くが、それまで芋ちゃんの自作「君を探して 白羽根の聖女と封じの炎」が記録していた一日の最高PVは557。


 個人差がある部分なので高低に関しては言及しないが、500越えた日は大喜び、というのが私の日常だったのだ。

 しかしそれが、なんということでしょう。


「もう800近い……だと……!?」


 万、歳!!


 なんて言ってる場合じゃなくて。


 半ば呆然としつつも、取りあえず通知を開いて目を通してゆく。

 最終履歴は一時間前。

 通知だけでは、いったい誰に応援してもらえたかも確認しきれない。


「なんで? どゆこと?」


 当然というべきか、伸びていたのはPVだけではない。

 応援にコメント、☆も複数の方からもらえている。

 明らかな異常事態。

 なにもかもが昨日までとは違いすぎる。


「とりあえず、履歴をいけるだけ確認してみよう」


 半信半疑で各ページをチェック。

 おかしな部分は見当たらない。

 ただ只管に、閲覧者が多いということを除いてはだが。

 

「え、マジで芋ちゃんのサツマイモ畑になにがあったの……」 


 一応の理由を考えてみる。

 キミサガの更新。これは普段通りに一日一話。

 前日の66話から67話への流れは、ターニングポイントではあった。


 しかしこれだけでは理由としては弱い。

 話としてインパクトがあったり好評だとしても、それが結果に繋がるにはタイムラグってものがある。


 他の理由も一応あった。

 そしてそれを確かめようとした時に、それは来た。


「作品にレビュー☆」


 通知にまたも☆評価!

 あれ? でもなんか今回のは表示がデカイ。

 これってまさか――


「レビューだ……」


 レビュー。文字つきレビュー。

 しかも半端のない熱量の、超ド級のレビューだ。


 以下に失礼いたします、尾岡れき様!


 https://kakuyomu.jp/works/16818093085888298321/reviews/16818093088378995435


 アッカーン! いま見ても頬が緩むw

 なぁにこれぇ。

 超絶嬉しい。わざわざキャッチコピーも取り込んで書き上げてくれてるし!


 でもほんと、なにがあったのかまったく理解不能。

 もうその日はこのレビュー眺めてるだけで時間が溶けそうだった。

 それぐらい衝撃で、それぐらい嬉しかった。


 このエッセイの最初の方でも話したけど、キミサガは私自身を満足させるべくして書き始めたもの。

 当たり前だが、私にとっては最高に面白い。そういう風に練って書いたから。


 しかしそれが、このレビューを見てあっさりと揺らいだ。

 もしかしてこの方、私よりキミサガ楽しんでない……?

 

 いやレビューだしね! そりゃ好意的に書いてくれてるんだよ!

 なーんて考えるが、もう推しっぷりが凄くてそうとしか思えない。

 

 尾岡れき様、あらためてレビューありがとうございます!

 この場を借りてお礼を申し上げさせていただきます!

 芋ちゃん感激ぃ🍠 焼き芋くいねぇ🍠


 なおこの後も、芋ちゃんにはもったいないぐらいの素晴らしいレビューを複数いただいております。

 皆様本当にありがとうございます! 芋ちゃん(以下略🍠


 ☆☆☆


 なんてやってる間に、日付更新。

 最終PV1139。

 これまでの記録の倍以上という結果に。

 前日の449と比べたら更にドン! てなもんである。


 いや嬉しい。嬉しいよ?

 でも理解できない。なんでいきなり、倍増した?

 これぐらい普通にあることなのか? いやあるにしても理由はあるだろう。

 気になる。

 解き明かしたい。


「でも……まあ、今日だけだろうな」


 ふと冷静になり、私は溜息をついた。

 なにかの偶然でこうなっただけかもしれない。

 もしそうなら、棚ぼた的なラッキーではあるが原因を究明しようとしても無駄だろう。

 そう自分に言い聞かせて、私は床につくことにした。


 それでもその日は嬉し過ぎて「鼻息荒い。ふんすふんすいってる」って家族には言われたけどねw


 ☆☆☆

 

 まあ、結果から言いますと。


 PV449 ⇒ 1139 ⇒ 1359 ⇒ 1503 ⇒ 1576……と現在進行形で右肩上がりです。


 キミサガは金土日は伸びが弱いんで、おそらく落ち込んでいくとは思うけど……これまでにない動きなので、正直まったく予測がつかない。

 まあそんなのわかれば苦労しないんだけどさw


 ともあれ、ひたすら来てくれた方、支援してくれた方に感謝です。

 そして今現在、この流れを把握して原因を究明中。


 カクヨムに来てからずっと親しくしていただいている、青王あおキング様からは近況ノートでカクヨムトップの「注目の作品」にランダム掲載があった可能性を指摘してもらえましたので、それも織り込み済みで芋ちゃんなりに調べています。


 ここら辺に関してはおそらく既に検証や考察を重ねている方は大勢いるとは思うけど、今回はほんと当事者だからね。

 しばらく自分のデータであれこれ見ながら、何かしら有益な情報に繋がらないかをみていきたい。


 なんて意気込んだところで、今日はここまで。

 次回はランキング変動なんかもあわせて、この続きを書けたらいいな。

 内容的に続いているので、一日前倒し投稿!


 ☆☆☆


 今回の出来事は以下の通り。


「突如謎のPV倍増。芋つき蛮族よ、サツマイモ畑に起きた謎を追え🍠」

 

 以上が芋つき蛮族にとっての「なにごと!?」でした。


 本日も貴重なお時間をさいてお読みいただき、ありがとうございました。


『ちょっとクスッときたり、今回は良かったなと思って下さった方へ』

 キミサガ共々、☆評価・応援コメントよろしくお願いします!


 それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ!



 こちらは自作の宣伝です! ☆と応援、コメントほしー! 特にコメントはちょっとしたことでもお気軽に! いやホントマジでやる気マックスになるので!


『君を探して 白羽根の聖女と封じの炎』

 https://kakuyomu.jp/works/16818093085888298321


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