ド級のプロローグ プロロローグ
俺の名前は田中マクスウェル
特殊で呼びにくい名前ため田中なのに皆から田中と呼ばれる
田中の正当後継者である。
8歳の時に蒸発した父がつけたテキトーな名前らしい。
最大限努力すればなんかいい感じになるだろうという願いのもと
「max」と「well」を組み合わせた造語とのこと。
嫁のための金は残していったため
母のパート代と俺のバイト代で贅沢はできないものの
特別困窮することもなく今まで過ごしてきた。
そんな俺の目標は
学費の出来るだけかからない大学へ浪人せず進学し
留年せず卒業し
新卒で離職率の低い仕事に就き
安定した生活を送ることである。
夏休みが明け、文化祭が終わりを迎えたころ
指定校推薦の募集要項が張り出された。
もちろん塾に通う時間もお金もなく、勉強も必要以上にしたくない俺は
高校入学時から指定校推薦のために努力を重ねてきた。
一枚の募集要項から目が離せなかった。
入学金、授業料無料、通学の補助あり 卒業者就職率100%
ここだここしかない 俺はこの大学に進学するために生まれてきたのかもしれない
とまでは思わなかったが進路相談でここを希望していることを担任に話すと
希望者が自分しかいないため、問題がなければいけるという話である。
やったね
後日、進学に必要な書類や資料というにはあまりも大きすぎた荷物が家に届いた。
「デカ過ぎんだろ、あまりにも、、、。」
(なんで大型生物と戦う話でもないのに第一声がこのセリフなんだ)
とはいえミドルタワーのゲーミングPCが入ってるくらいのサイズのダンボールだ。
(じゃあそんなにでっかくないじゃん)(それな)
Continued next time
(to be continuedでよくないか 頭悪くないか この作者は頭が悪いぃっ!! )
指定校推薦 就職率だけで選んだら異世界だった件 ユーとだよ @yutodayo0511
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