8:ハッピーストアの摩訶不思議な日々 感想

お話

https://kakuyomu.jp/works/16818093085544010627/episodes/16818093086218685107


 ハッピー!

 ラッキー!

 スマイル!

 イェーイ!!


 筆者、未だに「ハロハピ座」のエピソードを読んだときの衝撃は忘れておりませんよ。メンバーそれぞれの星を見つけられるなか、自分の星だけは『お出かけしてるみたい』と見つけることのできなかったこころちゃんのシーン……忘れませんよ!

 なんでそんな大事なエピソードが定期開催イベントの報酬カードエピなんていう軽い(?)ウェイトのもので読めてしまうのかと疑問に感じたものでしたっけね。ここから破天荒ながらもほぼ完璧超人で、他人の本質を見抜く目をも併せ持った超ハイスペックお嬢様・弦巻こころが等身大のひとりの少女として描かれるようになるんじゃないか!?と考えて、当時仲よくしてくれていたフォロワーさんと語り合ったりしたものでしたっけ。


※ 当時はまさか、メンバーそれぞれが対人関係や精神に何かしらの問題を抱えているなか、それぞれの思惑で集まったはじまりから『一生』を共にしていくようなバンドや、明確に闇堕ちしているお嬢様が何かしらの闇を抱えていそうなメンバーを集めて『残りの人生をください』と言ったりして仮面を被るバンドが同コンテンツから現れるなんて思いませんでしたよね。後者も当初は闇堕ちパンツバンドなんて言われていたのが、総指揮ということになっているお嬢様がアニメでだいぶお労しいことになっていたことで、もはやその呼称も鳴りを潜めつつあるような気もしますが、少なくともリアルに配信されている楽曲がバッチバチにつよつよなメタル曲しているので、おすすめなんですよね。


 そして阿部さん、たぶん異世界で原料狩ってますよね……ウホッ、いい男……! 『新・やらないか』を観たくなってしまいました。ちょうど折よく受け適性高めな古藤くんに、何やら氷帝学園テニス部にいそうな白石くんもいますからね。

 一人称『ほのか』に隠されそうだけど、たぶん阿部さん……凄腕だと思うんですよね。クラーケンの墨……書道用の墨にするとしたら、それはどういう書き味になるんでしょうねぇ。


 ん、ひょっとしてこれ、古藤くんや白石くんのいる世界が我々の思うところの『異世界』だったり……いや、そうしたら種族名も普通に書かれそうだから、やっぱり我々の想像できる世界観と異世界の門がガバガバに開いてしまってしまっている状態なのかも知れませんね。


 目を醒ませ!

 僕らの世界が!

 何者かに!

 侵略!

 さ!れ!て!る!

 ぞぉぉぉ!!!!


 これは訓練でも、リハーサルでもないんですよね!!


 筆者はアカネくんが好きでしたよ。あと最終回の演出よかったですよね。リアルアカネくんが部屋のドアを開けるシーンで終わるの、わりと好きでした。


 ということで、『新・やらないか』で「地獄の使者たち」のバゥアーズ大佐らしき人がわりと阿部さんと近しい人物みたいに登場するらしいことがわかってびっくりしたという報告を添えて、『ハッピーストアの摩訶不思議な日々』の感想とさせていただきます。

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