23話

私は買い物も済みいつもと違う帰り道を寄って帰ることにした。

「麗、どうかしたか?」

「いや、見られてるような気がして。まさか」

「それは有り得ねぇんだろ?」

「それはそうなんスっけど、有り得なくはないんスっよ」

ついつい細い路地に隠れてしまった。服に血が2人とも着いてた。

怖い。知らない人であって欲しい。なのに、なんで貴方達なのよ。麗と釘井さんなんの。

逃げなきゃ。走って麗とのアパートに無我夢中に走って逃げた。

麗は汗をかいていてふくも違った。

浮気よりたちが悪い。

「桜なにか今日見た?」

「なんの事それより、汗すごいからシャワー浴びたら?」

シャワーあがった麗は上裸にズボンを履いていた。久しぶりに麗との桜の木を見た気がした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

普通なら交われない2人 千香 @sennka05

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ