汗
第22話
「麗……ただいま」
少しよそよそしく帰るといきなり麗はキスをするなり、ベッドにお姫様抱っこで連れていかれた。
「麗待って、っん、遅くなって、ごめんっ」
麗の目つきが怖かった。
「桜、愛してるっ、秘密でピアス開けたのか」
表情が変わった麗に私は、身も心も任せてしまった。段々と脱がされていく服。私の顔にかかる麗の汗、私の汗はシーツに染みていく。私の心も一緒に溶けていく様な感じがした。
「ねぇ、麗怒った?」
「別に怒ってはねぇけど言って欲しかった。」
そう言うと、いつもの甘えん坊な麗に戻った。
「ごめんね麗。でも、麗が忙しそうだったから」
そう言うと麗は後ろから抱きついてきた。
なんでだろう。この人から逃げれる気がしないし逃げたくないと思ってしまうのは。
私は、本当にこの人が好きだと改めて実感した日でもあった。
すやすや眠る麗に私は静かに
「好きだよ」
そう、囁き頭を撫でた
麗の寝てる顔がすごくイケメンだと思ってしまう
頬に優しくキスをして私も寝ることにした。
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