2歩目 希望の糧

病院食を串に刺す

細やかな心配り

一粒一粒、愛の形の

おむすびに込められた温もり

温かい朝のパンが語る優しさ


スタッフの手が紡ぐ奇跡

心に響く繊細な調べ

それでも揺らぐ我が身の限界

食べきれぬ現実を抱きしめて


完食できぬ自分を見つめ

今日もまた、新たな一歩を

未完の章を、未来への糧に

欠けた部分さえも光に変える

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