葬送曲への応援コメント
何と言う迫力のある音の波……!
文字の中からメロディが立ち上がり、脳内で黒鍵と白鍵が忙しく動いてました。
幻想即興曲がショパンの亡くなった後に遺作として出版されたことを思えば、あれだけ激しくエモーショナルな曲であっても葬送の場で演奏されるのはある意味納得できるなと感じました。
手紙のパートもじっくり読ませていただきます!
作者からの返信
ももさん、ありがとうございます!迫力のある音の波とのお言葉、すごく嬉しいです。
そうなんですよね、『幻想即興曲』って遺作なんですよね。実は選曲段階では知らなくて、書き始めてから知って驚いたんです。
偶然ユーチューブでポチっとしたのが選曲のきっかけなのですが、そう知るとこの曲を選ぶのは必然だったのかもしれない、と思ったり。
激しくも繊細なこの曲、たくさんの人に愛され続けるのも頷けます。
手紙もぜひ、よろしくお願いします!
『最愛の娘へへの応援コメント
久しぶりに幻想即興曲を聴きたくなって、今イヤホンで流しながら聴いているのですが、この曲って今まで私の中では冒頭と後半のちょっと激しめの曲調の印象がどうしても強くて、真ん中の部分(aーbーa構成で言うところのbの部分)がどうにも唐突な感じが否めなかったんですが、あそこがあるからこそ全体として成立してるんだなぁとやっと思えました。
線香の香りと共に、最後の音が空へ立ち上っていくような物語の閉じ方。
とてもイメージの搔き立てられる物語を、ありがとうございました!
作者からの返信
ももさん、コメントありがとうございます!
ももさんのコメントを見て、この小説内における『幻想即興曲』の「幻想」とは何だろう、なんて考えが浮かびました。
すなわち、aなのかbなのか。それとも曲全体をひっくるめてなのか。
書いているときは意識していませんでしたが、たぶん葬式時点の "俺" にとっては(ある意味では)aが現実でbが幻想という位置付けなのだろうなあと思います。
私も初めて聴いたときは穏やかな部分に「唐突っ!?」と思いましたが、確かに対極のような二つのパートがあるからこそ心を動かされる曲になっているのでしょうね。
物語の閉じ方、言及してもらえて嬉しいです!
最後は静寂で終わらせて余韻を残したいとこうしたので、目論見通りのようで。
長くなりましたが、『葬送曲』、最後まで読んでくださってありがとうございました!