第6章 創痕
最寄り駅から自宅までの道中に商店街があることは、既に記した。そこから少しばかり外れるが、2軒の活動写真館が程近い所に建っている。一軒は所謂大衆向きのチャンバラやお涙頂戴物、喜劇の人気作を掛けている大きなところ。もう一軒はもっと大人びた、悪くいえば小難しい外国物や文芸映画を扱う小ぢんまりしたところ。普段の女鳥ならばどちらにも目もくれないのだが、この日ばかりは、小さい方の館が何か気にかかった。それで、帰宅途中にふらりとそちらに歩いて行ってみたのである。
館の外でひときわ目立つ絵看板は、その週を通じての目玉作品を示しているらしかった。薄桃色のふんわりした衣装を着けて、ポーズをとる娘の絵。そこに、草花の蔓のような飾り文字が躍る。
「怨恨の舞姫」
「美しい舞姫は何故復讐を志したか?」
「日本映画界に彗星のごとく現れた天才女優・丹羽モミヂ渾身の演技を見よ」
丹羽モミヂ……それは、女鳥の脳裏に深く刻まれた名前であった。かつての芸華会の看板女優にして、兄・他磨己の相手役。彼女がルリ・キネに引き抜かれたからこそ、今の自分の地位があるという事実。決して超えられないその美しい人の存在を思う度、女鳥の胸には嫉妬にも似た熱いものがたぎる。
この人の演技を見なくちゃいけない。見たらこの気持ちも鎮まるかもしれない。――再び帰途に就いた女鳥の頭には、もはやそのことしかなかった。
「……あの、母様。今夜、活動を見に行ってもようございますか」
自宅に帰って母にただいまを告げる時、ついでのようにそう頼んでみる。母は書斎で本を読んでいたが、ちょっと珍しそうに顔を振り向けた。
「そう、お友達と?」
「いいえ、一人で……」
「夜に一人で歩くのは危険ですよ。誰か付けていきましょう。そうね、駒子さんについて行ってもらえば」
駒子は最近やって来た若い娘で、今までの女中達と違って、いつもにこやかで明朗な性格をしていた。殊に年の近い女鳥には親しみをもって接してくれるのが、嬉しくもあった。
女鳥と駒子とは、上映時間に間に合うよう早めに夕食を摂り、連れ立って目当ての活動写真館へと歩いた。
「私とても嬉しいんです、お嬢様と一緒に活動に行けるの……」
「私もよ、駒子さん。それに私、全く活動に詳しくないから、色々教えていただきたいくらいだわ」
「まあ、そうですの。ホホホ、私でよければ残らず教えてさしあげますわ」
道中、女鳥は駒子にルリ・キネと丹羽モミヂについて尋ねてみた。ルリ・キネの名を聞くや、相手の顔は見るからにぱっと明るくなった。
「ルリ・キネの写真はね、そりゃ素敵ですのよ。アメリカやヨーロッパの物にも劣りませんわ。物語もしっかりしているし、人物や風景の映し方も美しいし」
「役者さんでは、誰が人気?」
「やっぱり、丹羽モミヂですわね。芸も巧くて、綺麗で」
「そう……」
答えを予想して尋ねはしたが、こう嬉々として返されると、あまりよい気持ちではなかった。
2人が客席の片隅に座を占めた頃には、もう観客は7割ほど入っていた。学生や勤め人らしき人の姿が多く、男女の比率も半々くらい。程近いもう一軒の方と客層が異なるのは、女鳥にも何となくわかった。
程なくして、館内が暗くなり、映写が始まる。タイトル「怨恨の舞姫」の画面、その下に鳥をかたどったルリ・キネのトレードマーク。少人数の楽団がゆったりとした楽曲を奏する中で、銀幕の中の画面は次々と切り替わる。製作・村野黎子、脚本・村野黎子……舞姫・丹羽モミヂ……。そうした前置きが、活動ファンの期待を静かに煽る。
物語はあらまし次のようなものだった。――あちこちの酒場で踊り、家計を助けている若い娘。彼女は、自分の弟がある悪い女に陥れられたことを知って、復讐を志すようになる。その欲深い悪女は、別の金持ちの男を誘惑してその妻に収まっている。娘は男装して弟になりすまし、かの悪女の前に姿を現す。自らの罪の意識に苛まれた悪女は、いずれは夫を殺害するために用意していた毒薬を呷り、自殺してしまう。妻の正体を知った男はその後、元々婚約していた令嬢と再婚を約す。そして復讐を遂げた娘は、再び踊り一辺倒の生活に戻る。精神的に回復の兆しを見せる弟に見送られながら、彼女は今日も、生活のためどこかの酒場へ……。
銀幕に展開していく映像と字幕とを、女鳥はじっと食い入るように見つめ続けた。自分が芸華会で演じることは決してないであろう、自立した女性の姿。作りごとであるとわかっていながら、なお実在するのではと思わせる、「生きた」女性の輝き。そしてそれを余すところなく表現し得た、丹羽モミヂの能力の高さ……。かつての兄の相手役で芸華会の看板女優であった彼女は、女鳥にないものを全て擁しているようにすら見えた。美貌の点はさておいても、表情と仕草、それから洋舞の技術は、明らかに女鳥を超えている。
女鳥は自分を顧みずにはいられなかった。
ヘレネの名で大々的に売り出され、人気を得はしたものの、それは本当に自分の実力に見合った熱量であっただろうか。自分が一声喋る度に、一節歌う度に、或いはにこりと微笑む度に湧き起こる声援は、自分の技量に感嘆して生まれたものであったか? 半分はそうかもしれないが、もう半分は単なるヘレネ恋しさのためではなかったろうか。
館内に再び灯がともった時、観客達のほっという溜息やその後に続く感想の言葉に、女鳥は耳傾けた。ある人は丹羽モミヂの表情の巧みさ的確さを称賛し、またある人は舞踊の場面を褒め称えた。撮影や脚本に言及する人もあったが、技術方面に疎い女鳥には何のことかわからなかった。
「本当に素敵でしたわね、お嬢様。私、特に青年と許婚がいると知った時の舞姫の表情に、泣けてきましたわ」
駒子は涙の痕の残る顔で笑いながら、そう感想を述べた。女鳥も表面上は、「ええ、そうだったわね」とうなずいてみせる。
「お嬢様も同じ気持ちで見ていらっしゃいましたのね、嬉しいわ。ええ、何といっても丹羽さんの表現力は群を抜いていますわ。あの方の顔のちょっとした変化や、僅かばかりの身振りで、何を思い考えているかが手に取るようにわかるのですもの。他の作品、特に日本のものは字幕がやたらと多いのに、ルリ・キネのものは演出と演技と編集で、滑らかに物語を理解させてくれますの。これも丹羽さんと村野女史の協力関係があってこそだと言われています」
「村野女史の脚本なら、丹羽モミヂさんは台詞がなくとも、全て語りおおせると思っていいのかしら?」
「ええ、大のルリ・キネひいきの私が保証いたしますわ、ホホホ……」
「ホホホ……」
二人はそんなことを話し合いながら石川邸に帰ってきた。お湯に入って寝支度を整え、さて布団の中に潜り込んだ女鳥であったけれども、頭が冴えて中々寝つかれない。原因はわかっている。「台詞がなくても全てを語りおおせる」丹羽モミヂの存在が、彼女の胸に苦い思いを植えつけた。嫉妬と敬意が混じり合う、複雑な気持ちが雲のように重苦しく垂れ込める。
女鳥は、自分が舞台に立つ時、台詞や歌による表現に重きを置きすぎていた、と今更のように反省する。いや、台詞と歌以外の稽古をおろそかにしたつもりはないのだが、無意識のうちに、慢心していた気がしてならないのである。或いは、芸華会の売り出し方や、客の要望として、ヘレネの歌声が重要視されていたので、それに甘んじていたともいえる。つまりは、女鳥はあまりにも、芸華会の空気に染まり過ぎてしまったのだ。その中で蝶よ花よと大事にされるのは嬉しいが、いずれ名目だけの看板になり果てる可能性も、ないとはいえない。
自分は芸華会での地位に満足して胡坐をかいている――それを自覚することは、真面目な女鳥にとっては、胸がかきむしられるようにたまらなく苦しい。
(私は、私のために、突き進まなくてはいけないのだわ。私が信じる芸術のもっと細部に、もっと深奥に!)
彼女が心の中でそう叫んだ時、不思議なことに、兄のことも芸華会のことも全く思い浮かばなかった。あったのは激しく燃える芸術的欲求、それのみだった。
――同じ夜。浅草からいくらか隔たった向島にある、ルリ・キネのスタジオ。震災前に別の映画会社がもっていた敷地を譲り受けた村野黎子女史は、ここを自らの本拠地としたのであった。
とうに夜も更けて、大概の社員は帰ってしまっている。残っているのは、編集作業をしている組と、脚本を推敲している村野女史だけ。
「ちょっとは休憩なさいよ――」
ペンを手にしたまま、編集組に声をかけると、
「女史もちょっとはお休みになったらどうです――」
と、間髪入れずに返事が来る。続いて、「お茶淹れてきまアす」の威勢のよい声。何かしら朗らかになって、女史は微笑を含みながら椅子を立ち、ぐっと伸びをした。着物の袖から腕が丸出しになるのも構わずに……。
「女史、お客さんですよ」
「まあ、こんな時間に?」
思わず時計を仰ぎ見る。夜の10時も大分回っている。
「何ていう方?」
「『芸華会のルミラ』とだけ名乗りましたけど……」
「そう。お通ししなさい」
「いいんですか?」
彼は寸時呆気に取られたが、女史が本気だと見て取り、そそくさと事務室を出て行った。じきに、背の高い地味な着物姿の女が、案内されてやって来た。電灯に仄々と浮いた美しい顔は、どこか青ざめて見える。
「お掛けなさい。外、寒かったでしょう。今お茶を淹れているところですからね」
「ありがとうございます、女史」
手近な椅子に掛けながら、ルミラはどうにか唇を吊り上げて笑みを作った。春が近づいているとはいえ、夜は厳しい冬が支配していた。浅草からここまで歩いてくるうちに、手はかじかみ、顔はすっかり強張ってしまった。それでも途中で引き返さなかったのは、絶対に遂げねばならぬ目的があったからに他ならない。
一番の若手らしい青年が茶碗を2つ運んできた。2人は暫し熱い茶を啜り続けた。
ルミラの白い頬に、仄々と赤みが差してきた頃を見計らい、
「それであなたは、何のご用でいらしたのです」
女史はそう問いかけた。相手はじっと茶碗に視線を落としていたが、やがて低い声で告げた。
「芸華会のヘレネのことで、ご相談申し上げたいのです……」
――その後も事務所の一隅には、灯がともり続けたという。夜が白みかけてくる頃になっても、まだ……。
3月初めの芸華会公演でも、女鳥のヘレネは可憐一辺倒の役柄を与えられた。彼女は文句を言わず、ただ常よりも表情や仕草、役柄としての意思を繊細に表現するように努めた。お客の反応は、可もなく不可もなくといったところ。というより、皆ヘレネの歌と姿を目当てに集まっているので、今更「彼女の表情はよかったなあ」とわざわざ感嘆してくれる者などいないのが、実情だった。彼女の人知れぬ努力は、左程報われずに終わったわけである。
この手応えのなさに、女鳥は少なからず失望した。そのせいか? 彼女には珍しく、楽屋に台本を忘れたまま、とぼとぼと帰途に就いた。
その事実に気がついたのは、1週間近くも過ぎてからである。もう自分は出演することのない芝居だし、今更失くしても困りはしないのだが、何か無性に気にかかって仕方がない。どうして忘れ物なんかするのかしら、私が……と、情けないような腹立たしいような気持ちさえ湧いてきて、変に落ち着かなくなる。丹羽モミヂへの対抗意識のせいなのか、それとも2週間後に迫った卒業式のせいなのか、妙にそわそわとして。
その週の土曜日、学校がひけると女鳥はすぐに浅草へ向かった。稽古でもないのに顔を出したら驚かれるだろうか、いや、そもそも今週は芸華会でない別の劇団が公演しているから、自分が行ったらお邪魔かしら、などと考えつつ、足早に通りを進んでいく。
芸華劇場の出入口からそっと滑り込むようにして中に入ると、まるでひと気がなかった。寒々とした客席を通り抜け、舞台袖から楽屋なんかの並ぶ廊下に足を踏み入れる。奥まった場所にある女部屋に入り、自分が使っていた鏡台の辺りを物色してみる。……が、彼女の台本はいくら探しても見つからない。少しずつ捜索範囲を広げていき、最終的に部屋全体を隈なく見る羽目になったが、それでもだめ。
(一体どこにあるのかしら?)
途方に暮れて、女鳥はいつの間にかふらふらと廊下に出ていた。と、ふいに向こうから人の呼ぶ声。
「女鳥ちゃん! 女鳥ちゃんじゃないか、何でいるんだい」
「まあ、栄介さん」
お互い、思いがけない人物との遭遇に驚いたものの、すぐに駆け寄っていった。栄介が言うには、芸華会の面々は皆知り合いの劇場に遊びに行って、自分1人留守番を仰せつかっているとのことだった。今日は休演日だったのだ。
「あら、そうだったの。一人だけ仲間外れにされて、寂しくないこと」
「いいや、全然。寧ろ勉強ができて丁度いいや」
「勉強?」
「見せてあげよう、こっちだ」
彼は女鳥の手を引いて、男用の楽屋へといざなう。いつもより綺麗に片付いていて、その一隅の机の上に沢山の本が積み重なっているのが目についた。彼はその傍の椅子を女鳥に勧め、自分も近くの椅子を引き寄せて座る。
「これ、全部映画の専門書なんだよ」
「栄介さん、活動がお好きなの」
「好きどころか。僕は将来、映画監督になるつもりでいるくらいさ」
「そう……素敵ね」
女鳥はそんな風に言葉を濁すしかなかった。本当は「頑張って」とも付け加えたかったが、それを言ってしまうと、この芸華会から彼が離れてしまうように思われたので。また、女鳥自身も今後の身の振り方に悩んでいるところなので、尚更口に出しづらかった。
彼はそんな女鳥の気持ちを知ってかしらずか、嬉々として話し続ける。
「写真館で生まれ育ったからかわからないけど、僕はやっぱりカメラで生計を立てるのが一番僕らしいと思える。ただし、親父みたいにじっと座って澄まし返った被写体を撮るつもりは毛頭ない。僕は、人形じゃなくて、動いている、生きている人間を撮っていきたい。それで今までずっと、ポスターの下絵用やら絵葉書用やらで、役者の扮装姿や舞台の写真を引き受けてきた。重松さんが僕を信頼して、全部任せてくれているからできることだ。ありがたい話だよね。……でも、感謝と夢とは別物で、僕はいつまでも重松さんの下で手伝いを続ける気はない。芸華会は楽しいホームだけど、僕の能力を最大限生かせる場所じゃない。やっぱり僕は、自分の腕試しをしなきゃいけないと、この頃強く感じている」
そこで言葉を切った後、彼は女鳥の瞳にじっと見入った。
「僕はね、女鳥ちゃん。君を撮りたいんだよ」
「私を?」
「そう。君の豊かな表情や動きを、僕の感性でフィルムに捉えてみたい」
「まあ、随分買い被っていらっしゃるわ、そんな……」
面を背ける女鳥。そのすぐ後で、冗談めかして否定すべきだったかと悔やみかけた。まるで、撮影を了承しているように聞こえはしなかっただろうか。栄介のカメラに笑顔で収まる自分を想像した時、仄かな胸の時めきを感じはしなかっただろうか。そんなことまで考えて、我知らず顔を紅くした。
(口では何と芸華会のことを言ったって、だめなのだわ。私の心は、活動に傾いていくのをどうしようもできない)
彼の顔から目を反らし続けて、薄汚れた床に視線を落とす。床の黒いしみが、丹羽モミヂや、兄の他磨己の顔に重なって見えた。揺れ動く彼女の心を映して……。
「女鳥ちゃん。俺なら君を、他の誰よりも綺麗に撮れる自信があるよ」
畳みかけるように響く栄介の声。それは救いか、誘惑か。
女鳥の心に、甘くも苦い感傷がさっと走り抜けていった。
――結局彼女は、劇場に来た当初の目的、即ち失くした台本の捜索をすっかり忘れ果ててしまったのだった。が、覚えていたところでどうにもならなかっただろう。台本は既に、劇場の楽屋から持ち去られていたのだから。
台本を盗み出したケンは、見張り役を務めたシュウとともに、浅草の駅の方まで駆けていった。近づくと、派手な格好をした女学生の一団がこちらに気づき、振り返る。
「お嬢様方、お待たせいたしました」「こちらを、どうぞ」
息せき切って、かの戦利品を献上する。初めは胡散臭そうにしていたのも、その台本に書き込まれた文字を目にすると「あら」「まあ」と驚嘆した。それがケンとシュウには誇らしくてたまらなかった。
「素晴らしいわ、素敵だわ。これで私達の勝利が確定したようなものよ」
「お前さん達、本当によくやっておくれだね」
切れ長の瞳の美しい令嬢は、匂やかな微笑とともに労いの言葉をかけた。そして懐中から立派ながま口を取り出し、常より多めに小遣い銭を弾んだ。ケンもシュウも、同世代の子が羨むような大金を手にして、大喜びである。
「それじゃあ、ありがとうね」
「こちらこそ、おありがとうございます――」
少年達と別れ、女学生一行は帰りの列車に乗り込んだ。大事な「証拠」は、今や染子の鞄に収められている。
「あの人の手書きの文字よ。あれなら言い逃れできないわ」
「卒業式で何食わぬ顔で証書を受け取るあの人を、コテンパンにしてやるのよ」
「楽しみだわねえ」
座席にかけながら、ひそひそ話して笑い合う彼女達。しかし、初めは潜めていた声も、次の駅に着く頃にはいつもと変わらない、遠慮のないものへと変わっていた。
*題名は、根岸歌劇団で大正10年(1921年)4月に上演した「創痕」から。
*大正~昭和初期までは無声映画の時代。ただし、「無声」なのはあくまで映画そのものから音が出ないというだけで、ひっそりした空間で映画を観ていたわけでは決してない。上映中は、楽団(規模は館によってまちまち)の生演奏がつき、活動弁士の生のナレーションが付き物だった。
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