第4話 探さないで
浩司が「あれ?最近、晴美視ないな。何処へ行った?」とクラスメイトに聞いても「え?私知らない。晴美の事を訊いた?」と周りのクラス中回ったが、誰も晴美の事を知らなかった。
職員室にも向かったが先生からは「あ、晴美さん?そういえば、何時にも増して静かだし、連絡は来てないわね?」と話を始めた。
晴美から連絡があり「私、これから親の転勤でこの街を出なきゃならなくて、もう会えないかもしれない。」と浩司のメールには書いて有った。
浩司は「大阪駅に向かう、電車の1番ホームへ行こう」と品川駅のホームに向かった。
乗り換えの電車で、東海道 山陽新幹線 のぞみ27号はまだ、電車が来ていない頃だった。
午前10:30には、品川駅の1番ホームへと乗り換えの場所まで、晴美を探しに行った。
浩司は晴美を見つけて「晴美?此処に居たのか?」と大きな声で声を掛けた。
晴美が「浩司、私やっぱり東京の品川にしか思い出が無いから、大阪には行きたくない。」と隣に居た親に話を付けた。
浩司は「待っていろよ。」と晴美を迎えに行くと、晴美の親に浩司が「俺がこれから、晴美さんを俺の家で預かります。」と話をし、晴美の親は「それじゃ、晴美の事を宜しくお願いします。」と会釈をした。
晴美の親は、のぞみ27号に乗って午前11:13分の電車に乗って大阪駅を目指して行った。
そして、晴美は東京の品川にある浩司の家に一時、預けられることになった。
晴美は「私は、水城晴美です。これから、家族として宜しくお願いします。」とお辞儀をして、浩司の家族と共に暮らす事になった。
浩司と浩司の家族と、晴美は末永く仲良く暮らした。
Missing you あなたが恋しい 影山 みはつ @mihatsu1865
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