第8話 果てしなく続く先は
アカリは「ふぅ~、戦闘終了って感じだね」とジャックスに話し掛けた。
ジャックスは「そうだな。戦闘は疲れるな」と汗を袖で拭った。
メルシーも「疲れたわね?こんな時はラムネに限るわ」とジャックスとアカリの分まで買って飲んだ。
アカリはピピッと携帯の音が鳴り、携帯に出るとユミコが「アカリ、今何処に居るの?見当たらないから心配したのよ」と言う電話だった。
ジャックス、メルシー「このメイリンの世界は平和になったし、この世界と出逢えて、ジャックスとメルシーにも出会うことが出来て嬉しかった」とアカリはとびっきりの笑顔で此方を見ていた。
そして、アカリは「また、何かで出会う事が有るだろうとは思うけど、今までありがとう。さようなら」と手を振っていた。
異世界の扉が出現して、アカリは異世界から、現実世界へと帰って来た。
アカリは、あの公園でまた現実世界へと帰って来た頃には、夕焼け空が、夕日を反射してオレンジ色に染めていた。
ユミコが「アカリ?居た。この公園は、景色が綺麗に見えるわね」と風に少し髪の毛がなびいていた。
アカリは、それから気の合う男性と一緒になり、隆行と結婚をして、カスミが産まれた。
そして新しい命を授かり、幸せに暮らした。
果てしなく続く道 影山 みはつ @mihatsu1865
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