第7話 あの日の夢
ドスン、ドスンと言う音が、地面に響いていた。
それは、魔物が此方に向かって走って来るのを目で確認し、物陰に隠れていた。
魔物が、「確かにこっちに居たはずだが」と辺りを見回していた。
ナンシーが「こっち」と手を振っているのを魔物が見ていたのか、ナンシーに気付き、魔物が手を出して来た。
魔物が「こいつ美味しそうだな?」と楽しそうにして居る魔物に対し、アカリが「汝、行く手を阻むものを阻止せよ、カミナリ」と呪文を唱えると、ナンシーを食べようと口を開けた途端に雷を落とした。
ドンと言う音と共に、魔物が「痛い」と苦しんで地面にへばりつきながらも倒れて死んだ。
もう一匹の魔物は、アカリが呪文を唱えた雷で、焼けただれて死んでいった。
あの日の夢と同じように、アカリの元を追いかけてくるように迫って来ていた。
魔物がこの世界に頻繁に出るようになり、身体のダメージを復活させるために、静かに眠っていた。
眠る事により、身体のダメージを復活させることが出来る。
そんなアカリを守る為に、メルシーが「我の力に従い、この力を発動せよ。手の魔法」と唱えて、魔物が来たら手が出て来て魔物を潰した。
ジャックスが「我の力に従い、この力を発動せよ。ブロックアロー」と唱えて、固いブロックのような鋭い弓矢を放ち、魔物を倒していく。
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