その年の秋。もう一つのお別れがありました。
ここから、若干、語るのが難しいのは、いくつかのことが複雑に入り組んでいるからです。
わたしは妊娠するより何年も前から(コロナ禍前から)あるバレリーナさんにバレエストレッチを習っていました。
当初はバレエスタジオで個人レッスンをやっていただいていました。しかし、コロナ禍の影響で2020年以降はオンラインレッスンがメインになりました。
そして、どこらへんからか。
おそらくは2021年ごろからだと思います。
わたしも、そのバレリーナさんも、ほぼ同じタイミングで、スピリチュアルなものに傾倒し始めていました。
当時はコロナ禍でしたので、意外と、そういう人は多かったのではないでしょうか?
前述の流産と、義父とのお別れの時にも、
オンライン習い事の時間に、このバレリーナさんに「カウンセリング」をしていただいていました。
あまりにその方に依存していたのだな、と、後々わかることなんですよね。
2022年10月ごろ、バレリーナさんに、オンライン習い事の更新の際の「見積もり」を提示いただきました。
それまでは月額5000円だったのに。
月額1万4千円と3倍になり、一年の契約縛りがありました。(途中解約ができない、ということです)
講座の内容も、「心のカウンセリング」をメインにするというものになっていました。
「身体のストレッチなどにしてほしい」となんとか押し通して、月額1万4千円、年額15万円の払込みをしました。
結果的に言うと、全く良くなかったのです。
わたしはスピリチュアルなことに、その秋の時点では興味をなくしておりましたので、その先生の習い事もいやいや、やっておりました。
内心、「なんでそんな多額のお金を彼女に払わないとならないの?」と不満や恨みで心が占められていました。
バレリーナさんとしては大変キャリアのある方のオンライン講座を受けるのに、受け身というか、攻撃的だったわたしは良くありませんでした。
厳密に言うと、その年は習い事をお試しで続けていましたが。
翌年ごろに、お別れをする形になりました。
むしろ、そんな多額の習い事を契約させられる、という時に、ノーを言えていたらば、まだその方と、
繋がりがあったかもしれません。
✳︎ ✳︎ ✳︎
関係が円満だった時期に、その方がわたしに言ったことがありました。
「今の時代、noteで小説を発表してる方もたくさんいますよ」って。
noteでもカクヨムでも、文章を発表することにしたのは、その方のアドバイスを実践したからなのです。
三つの別れがありました。
ここには書けない気持ちもあります。
でも、そのお別れが、今のわたしを作っているのです⭐︎
✳︎かけがえのないつながりと、別れのお話✳︎ 瑞葉 @mizuha1208mizu_iro
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます