プロローグ

第8話

あの日の出来事を

僕は誰かに話すつもりはない。


死んだ人が生き返ったなんてことは

現実には考えれないことだから。


そして話したところで

理解してくれる人はきっと、いないだろう。


彼女の両親も、過去に自分の娘が

亡くなってることは知らない。


僕しか知らない出来事なのだが

説明できないのだ。


けどひとつだけ確かなことがある。

舞陽はいま、僕の隣で笑っていて

同じ時間ときを生きている。

これからもずっと...。

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砂時計 @Starligh

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