読まれない異世界ファンタジーの共通点

雨宮 徹@クロユリの花束を君に💐

読まれない異世界ファンタジーの共通点

 これを読むということは、異世界ファンタジーを書いても伸びない方ですね? 連載が50話越えても星が50くらいとか。



「自分の作品が読まれないのは、読者の目が節穴だからだ!」と思っていませんか? それは間違いです。トップの作品とあなたの作品には決定的な違いがあるはずです。それを分析せずに評価されないのを嘆くのはやめましょう。



 私は優しい(つもり)ですから、代わりに分析してあげましょう。



 

 その一。プロローグを書いている。これはやめましょう。プロローグということは、「まだ物語は始まりません」と言っているようなものです。ブラウザバックされても文句は言えません。読者は隙間時間を使って作品を探しますから、ダメだと思ったら読みません。




 その二。世界観独自の単語を5個以上使っている。これは人名も含めてです。人間誰しも新しい単語を覚えるのには限界があります。一話で読者を引き寄せるには、読者への負荷を減らさなければなりません。隙間時間で読むからです。




 その三。あえて、テンプレを外してヒットを狙っている。これもダメです。テンプレ作品が多いのは、それがウケているからです。テンプレを使うことで、読者への負担を減らしているのです。テンプレから外すと、読者にとっては読んで面白いか、不安材料となります。




 その四。文章は中学生レベルを意識する。一番大事かもしれません。とにかく、簡単に。あとは適度に改行しましょう。そして、文字を開きます。つまり、難読漢字は使ってはダメです。




 こんなところでしょうか。つまりは「作者が書きたい話を書きつつも読者への負担を減らす」、これが大事です。



 しかし、すでに書き始めてる作品には使えません。次作を書く時に活かしましょう。



 参考になれば幸いです。

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