第8話 金持ち喧嘩せず
三國は本日何度目かのため息を吐き、煙草を吸いきって空き缶に捨て、首をぐりぐり回して部屋に戻った。ご苦労なことである。
部屋に入った瞬間、けっこうな大きさの鈍い音がして、「いッッッッたァ!」という立花の情けない声が遅れて聞こえてきた。
テーブルのそばで、立花がなぜか額から血を流していた。百六十九センチ百一キロの男が、狭いアパートの部屋で泣きながらタラタラと血を流している。本人には悪いが、死ぬ気がないとわかっている三國からしたら、これ以上面倒なことを増やすなと言いたかった。
「何してんねん」と三國。愛想もへったくれもない口調。
「頭打って死ぬんだ、僕は」「の割にずいぶん控えめな流血やな」
立花は一瞬三國を見上げて、またすぐにうつむいた。
「恥の多い生涯を―― 」「もうエエわ太宰!せめて小説書けや!なんも書かへん太宰なんかただの暗い奴やないか!」「・・・僕は太宰じゃないけど?」「わかっとるわ!だから言うてんねん!太宰じゃないのに太宰みたいなこと言うてるからやめろ言うてんねん!」
普段なら寝ている時間なのに怒鳴り過ぎたせいで頭がくらくらしていた。なぜこんなになってまでフラれただけの悪友に付き合わねばならないのか。甚だ不可解であった。
三國はさっき立花に蹴り落されたガラクタの山から、絆創膏を見つけてきて渡した。素直に受け取って、イテテテテと、立花は大きい絆創膏を貼った。三國は水道水を沸かしてまた飲んだ。今度は自分の分だけである。さっき沸かした分は立花がコップもろとも蹴散らしてしまった。
ゴミを足でどかして立花の隣に座り、三國はため息を吐いて、なるたけ優しい声を意識して語りかけた。
「なあお前さ、宇賀に酷いこと言われたって言うてたけど、誤解らしいで?〈金のない奴に興味はねえんだよ屑が!穢れるから近づくんじゃねえよこの豚!さっさと消え失せねえと豚バラにして煮込んじまうぞ!〉なんて言うてへんらしいで?」「僕もそこまで言われた記憶はないけど・・・」「あいつが言うたんは、まあ、あれや、自立せえってことやわ」「失礼だな。いくら僕が太ったからって、直立二足歩行ぐらいできるよ」「そんなん言うてんちゃんねん。一人の人間として、社会に生きる大人として、自立せえってこと」「・・・一足歩行しろってこと?」「シバくぞ。そんなわけないやろ」またため息が出る。今度のため息は辟易ではなく、怒りを鎮めるためのものであった。「要はな、朝起きて夜寝る、大学にも毎日行く、食事にも気を遣う、そういうこと」「大学は土日祝日休みだけど」
ため息の甲斐もなく、バチンッ!と三國のビンタが立花の頬を打った。「シバくぞ」「もうシバかれたよ・・・」
立花は半べそである。頬には特大のもみじが。ビンタした手がウイスキーと体液で濡れていたので、カーペットで拭いた。
一発殴ったら怒りも落ち着いた。三國は穏やかに語りかける。
「エエか、大学行って単位とって、生活もちゃんとせえ。お前大学入ってから何キロ太った?」「四十・・・三?かな」「お前エエ加減まずいって思いや?ほぼ中学生一人分太ってんねんで?ちょっと細い中学生がお前にしがみついてるようなもんやねんで?」「僕の背後霊って中学生なの?」「ホンマに幽霊見えるようなるまでどつくぞ」「ごめんってば」
仕切り直すように三國は再度ため息を吐いた。足元に落ちていた空のペットボトルをどうでもよさそうに指で弾いた。
「生活ちゃんとして、で、まあお前の親金持ちやけど、スマホ代くらいバイトで稼げ。一回も働かんうちに大学卒業して就職するんはキツイやろ。面接んとき訊かれんで?一度も働かなかったんですか?大して成績もよくないのに?学業以外でも大したことしてないのに?って」
この忠告をしている人間が、その忠告をもっと真剣に受け止めるべきである。さっきから言っていることがすべて自分に当てはまる。ブーメランどころか、自分の腹に直接ナイフを刺しているようなものであった。
「そんなこと言ってくる会社では働きたくないなァ」
立花がごもっともなことを言う。ごもっともなのだが、言い方と表情と生活態度と、何より現在の状況のせいでわがままを言っているかのように見えるから不思議である。
「選り好みできる立場ちゃうやろ」「そもそも三國にそんなこと言われてもなァ、説得力ないよ。お前も無職じゃんか」「俺はエエねん。大学辞めて授業料の分出費減ったから」
その理屈はおかしい。立花は納得いかないという顔で、「自分のときだけ都合のいいこと言って」「お前かてフラれたんを宇賀のせいにしてるやろが」「僕のは自己防衛だ」「俺のも自己防衛や」「お前のは怠惰だ」「お前は怠惰やからフラれたんやろが!シャキッとせえシャキッと!」
容赦なく怒鳴られたことでフラれたという事実がまた胸に込み上げてきたのか、立花は暗い顔をしてうつむいてしまった。しなびた髪が垂れて顔を覆う。三國も立花も出不精な上に怠惰なので、滅多に散髪しない。流行おくれのロン毛二人が、陰気な部屋で怠惰王の冠を押し付け合っている。なんと醜い。あゝ醜い。部屋の空気は全開の窓によって換気されているはずなのに、淀んで湿って陰気。怠惰が作り出した地獄のようである。懲罰房の方がいくらかマシな居心地であろう。
これ以上手の打ちようがないなと三國は判断し、そろそろ帰ろうかと腰を上げかけたところで、立花が突然笑い出した。うつむいたまま髪や肩が不気味に震えている。
「くっくっくっくっく」静かに笑ったかと思うと今度は顔を上げて豪快に、「わっはっはっはっは!あーっはっはっはっは!」と。天井からぶら下げられたメロンパンでもかじろうともがいているかのよう。
壊れたからくり人形の暴走のような高笑いがひとしきり続いた。三國は、「( ああ、いよいよ頭おかしなったんやな。完全に壊れともうたな・・・) 」と、立花の再起を諦めていた。諦めの早さなら日本でも上位に入る男、それが三國である。
立花の高笑いが止み、三國は声をかけた。「お前、大丈夫か?ウイスキー腐ってたんちゃう?」
ウイスキーが腐るというのはけっこうなレアケースだが、この部屋の暗鬱さなら、ない話ではない。
しかしもちろんウイスキーが腐っていたから立花が壊れたわけではない。というか、もっと前から彼は壊れている。
フウゥーーーと息を吐き、立花は晴れ晴れとした顔を天井に向けた。「僕はどうしてこうも頭が鈍いんだろう」「頭以外も鈍いやろ」
立花はゆっくりと視線を下げて三國を見て、また天井を見上げた。そして、やけにしみじみと語りだした。
「僕は痩せないよ。お菓子も菓子パンも菓子折りも大好きだからね」「菓子折りはまた別やろ」「家にいた頃は食べられなかった。健康に悪いからってね。でも今は食べ放題だ。健康に悪いものを食べまくるって決めてるんだ。だから僕は痩せない」「そんな生活してたらぽっくり逝ってまうぞ。いいのか?宇賀と結ばれてもないのに死んで」「僕はね、気がついたんだよ」「話聞けや」「世の中、お金さえあればいいんだってね。雪子は正しい、やっぱり彼女は正しかったんだ。お金のない僕なんか歯牙にもかけなくて当然さ。そりゃあ僕じゃなくて金持ちを選ぶさ」「宇賀の彼氏って金持ちなのか?」「十万円くらいしそうなポロシャツを着ていた」「すげえな」
ちなみに、それは完全に立花の思い込みである。たしかに宇賀の彼氏はけっこうな金持ちだし、立花の告白時、その彼氏はポロシャツを着ていたが、十万円もするようなものではない。彼氏の体型がモデルのように整っていて笑顔が素敵だったから、そのポロシャツが抜群に似合い、結果として高級品に見えただけである。だから宇賀は金持ちだからその男と付き合っているわけではないし、そもそも宇賀は彼氏の選考基準に金持ちかどうかという項目を取り入れていない。
「僕はね、今やっと気づいた」ここでないどこかの誰かと喋っているかのように、立花の目と声はぼんやりしていた。「やっぱり雪子は最高の女神だ。やっぱり正しかった。ああ、たとえいっときとはいえ彼女の素晴らしさを見失った僕にどうか罰を与えたまえ」「・・・お前、大丈夫か?」
三國としては、立花が大丈夫だろうと大丈夫でなかろうと、どっちでもいから早く帰りたかった。宇賀絡みである以上、深刻に心配する必要はないと経験で知っていた。
立花は優雅に目を細めて三國に向き直った。そして悠然と言った。「三國、我が友よ」「なんやねん」「たしかに彼女は富を選んだ。しかしそれは悪いことだろうか?」「宇賀がお前をフッたんは金がないからちゃうねん。自堕落な生活送ってるからやって。何回言わすねん。あとその喋り方何?」「おお、我が友メロスよ」「誰がメロスや。聞けて、人の話。しかもセリヌンティウスそんなんちゃうし」「人間がここまでの文明を築き上げることができたのは、富に対する狂気的なまでの執着が普遍的なものとしてあったからではないか。いつの時代も、どんな人間でも、人々は少しでも多くの富を己が手中に収めんとしてきた。富める者はより多くを、貧しき者は少しでも、と。人間が富を、あるいは富める者を求めるのは必然なのだ!」突然声を張り上げた。「ああ!つまり彼女は人間としての最も自然な根源的本能に忠実であっただけなのだ!ああ!」立花の声はどんどん熱を帯びていった。身振り手振りも激しくなっていった。
三國としては、終わったら起こしてくれと言って寝ていたいくらいであったが、一応宇賀の名誉のために説明を試みた。「だからな、金持ちとか金持ちじゃないとかじゃなくて、お前が自立してへんのが嫌やって―― 」「ああ神よ!」
説得は失敗に終わった。立花は完全に自分の世界に入っていた。そのまま出てこなくなってもいいから帰りたい三國。
「ああッ!神よ!彼女を見捨てようとした吾輩に然るべき罰を!」「見捨てられたのはお前やけどな。しかも然るべき罰って・・・適正な判決を望むな。大いなる罰をぐらい言えや」「我が友よ」「なんやねん鬱陶しいな」「我は富める者となるぞ」「どうぞ」「止めるなよ」「うわ、しょうもな」「我が友よ」「なんやねん」「一緒に金持ちになる方法を考えてくれ」「自分
で考えろ」本格的に帰ろうとする三國に、立花はしがみついた。ウエイトを活かした手段に三國は腰を下ろしてしまう。立花が情けない声で縋る。「待ってよドラえもん」「誰がドラえもんじゃ!オレがあのネコ型ロボットやったらとっくに大金持ちじゃアホ!こんなとこでお前の無駄話に付き合ってられるか!」「ちぇ、使えねえロボットだぜ」「どつくぞテメェ。俺はロボットちゃうねん」「・・・もしかして、アンドロイドって呼ばれたいタイプ?」「ちゃうわ、人間じゃ」「エヴァのことロボットっていうとキレるタイプ?」「ちゃうわ!・・・てか、エヴァってロボットちゃうの?」「違うよ!エヴァンゲリオンは汎用ヒト型決戦兵器で、ロボティクスを応用した外部装甲型の人造人間だよ!」「・・・へー」「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」「あー、それはなんか聞いたことあ―― 」「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」「あれやろ、なんか主人公のセリフやろ?それ。エヴァに乗―― 」「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃ―― 」「うるせえ!お前逃げまくったせいでフラれとるやないか」「・・・恥の多い生―― 」「もうエエて!落ち込むときに引用すんな!自分の言葉で落ち込めやボケ!」
立花はフラれたという事実からも逃げるために、歯を食いしばってぐぬぬと唸っていた。が、やがて「うがァ!」と叫ぶと、ウイスキーの瓶を掴んでラッパ飲みを始めた。しかしほとんど口の端からこぼれている。もう死ぬ気はないらしい。元々そんなつもりはなかったわけだが。
とはいえ、これはこれで面倒なモードに入ったなと、三國はげんなりしていた。気まぐれに様子を見に来てしまったことを激しく悔いていた。これ以上厄介な事態になる前にさっさと辞去しようと静かに腰を上げた。
「じゃあ、またな。宇賀そっくりの人見つけたら教えたるわ」「僕は雪子じゃなきゃ駄目なんだよ!」
言う人間と状況さえ違っていればけっこう男前な発言なのだが、いかんせん立花であり、既にフラれている。格好がつかない。
立花は口元のウイスキーをジャージの袖で拭って酒臭いげっぷをした。そして言った。
「金持ちになる方法を一緒に考えようよ」
三國は後ろに手をついてあからさまに乗り気でない顔をした。「嫌やわそんなん、めんどい」「二人で会社作ろう。これまでにないまったく新しい電子機器を作る。で、社名はバナナ」「apple やないかそんなもん。てか、日本人が作った会社でバナナって・・・どっかから抗議来そうやな」「じゃあアップルパイ」「アップルパイしか売られへんやんけ」「ベーコンポテトパイ」「みんなマクドで買うやろ」「・・・おっぱい」「くたばれ」「もう!文句ばっか言ってないで三國もなんか考えてよ!」「そもそも俺とお前で斬新な電子機器なんか作れへんて」「警察にしか繋がらないスマホとかは?」「嫌やわそんなん」「じゃあ消防署にしか繋がらないスマホ」「そんな被害者専用みたいなスマホ売れへんて。てか警察とか消防署にしか繋がらへんて、そっちの方が作るんムズイやろ」「じゃあチャリ走しかできないとか」「多機能がスマホの売りやねん。狭めてどうすんねん。しかも今どきチャリ走て・・・」
チャリ走は面白いゲームだが、チャリ走限定のスマホはあまりに不必要である。いや、奇抜すぎて逆に売れるかもしれない。
まったくやる気のない三國にも立花はめげない。「じゃあスマホは諦めて、川で水汲んできて売ろうよ。これには神のエネルギーが、とか言って」「ど真ん中の詐欺やないかそんなもん」「そんなことないよ、川には神様がいるんだから」「それ言うならトイレやろ」「じゃあトイレの水を―― 」「売れるか!」「でもさ、川に神様がいるってのもあながち嘘じゃないよ?ニギハヤミコハクヌシとか」「それしか知らんやろ、どうせ。しかも神様のいる川の水って、人間でいうたら残り湯みたいなことやろ?神様とはいえ汗混ざった水飲むんは嫌やろ」「じゃあ神様のおしっ―― 」「汗より嫌じゃボケ!」
神に大して失礼過ぎる提案が却下され、立花は「うーん」と考え込んだ。「あ、じゃあさ、例えば女子高生の履いたパンツとかって売れるわけじゃん?」「・・・まあ、一部の人間にはな」
話の方向に暗雲を見て取った三國。立花は気にせず続けた。「じゃあ僕らも女子高生のパンツを―― 」「犯罪や!」「何罪になるの?」立花は素直に訊いた。三國は腕を組んで考え込んだが、罪状は出てこなかった。「・・・知らんけど、たぶん何かしらには抵触する」「じゃあ逆に男子高校生のパンツを―― 」「同じやって。下着に付加価値つけて売ったらアカンねん、知らんけど」「じゃあ逆に、下着から価値を抜いて売るのは?」下着から離れない限りまともな提案が出ないことはわかっていた。三國は念のため訊いてみた。「・・・というと?」「ブラジャーの乳首の部分だけ切り抜いて―― 」「価値上がっとるやないか。しかももうあんねん、そういうの」「へェ、そうなんだ。詳しくないから知らないけど」
本当に知らなそうな立花を前にして、「・・・俺もよう知らんけどな」と調子を合わせる三國。耳が真っ赤である。助平である。「価値が上がっている」という発言がもう助平である。
「じゃあさ、二人で漫画描こうよ」立花は懲りずに案を出す。
「バクマンちゃうねんから、そんなうまくいくかアホ」「僕、前からネタはあるんだよね」「・・・どんなん?」「料理がすごく好きな父親が主人公で、でも会社ではそのことを秘密にしてるの」「もうある。むっちゃ前からある。俺らが産まれる前からある」「なんで隠してるかっていうと、男が料理を作るのは恥ずかしいからで―― 」「もうそういう時代でもないやろ」「主人公の名前は―― 」「荒岩やろ、もうあんねんて」「オルランド」「外国に舞台移しただけでパクリや!」「じゃあヒロインが六つ子で―― 」「それもパクリじゃ!」「もう!三國も案出してよ!」「お前と何かやってうまくいくとは思えへんわ」
三國の心なくも的を射た言葉に、立花は口をあんぐりと開けて固まった。心が傷ついたことを目が物語っていた。なんとなく三國は目を逸らした。
「お前、親友によくそんな酷いことが言えるな」さっきよりは少しだけ真剣な声で立花は言った。
「勝手に親友にするな」三國はいつもの調子で答えた。
立花は脂肪で埋まっている目を見開いた。うまく言葉が出てこないのか、口が小さく震えている。
「僕は・・・」立花は小さな声で、ともすれば入り込んでくる風の音にかき消されそうな声で言った。「お前を親友だと思ってたよ」そして、フンッとわかりやすいくらいそっぽを向いた。まさしく拗ねるという感じの態度。
三國が呆れた様子で何も言わずにいると、立花は声を荒げて喚いた。「いいよ!もうお前には何も頼まないよ!僕が金持ちになってもお前には一銭もあげないからな!」「お前が金持ちになれるわけないやろ」「見てろよ!金持ちになって、五百円玉の束でお前を殴ってやる!」「札束で殴ってくれ。五百円玉の束は死んでまう」
立花は口で「フンッ」と言うと、うつ伏せになった。クジラの死体のようにパンパンに張り詰めた立花の肥え太った体は、陽光に照らされてもはや美味しそうに見えた。
三國は冷蔵庫からレモンサワーの缶を一本取り出して、自分のアパートに帰った。
帰宅してすぐ煙草を一本吸い、いつ開封したのかわからないチータラをつまみながらレモンサワーを飲み、また煙草を吸った。それから夕方まで眠った。
目覚めたとき、夕焼けに部屋が赤々と染められていて、やけに一日が早く過ぎたような感じがした。
哀しいとは違うが、少なくとも愉快な気分ではなかった。
間抜けな奴らが医療賭博に。 わだち羊 @charlottesweb
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