短い小説であっという間に終わってしまうのに、世界の空気感や過去と現在の広がりを充分に感じられました。読み終わってから忘れられない物語だったと改めて思って、レビューを書きました。海来宙さんの作品は、そういう世界が強くて、仕掛けがいっぱいで、読む人を楽しませようとしてくれるものばかりです。
過去は変える事ができない。でも、「もしあの時……」なんて、考えることは誰にもある。その、「もし」を探して旅をする主人公。「もし」が起きたら、それは自分の存在を消す事にもなるというのに。母を思う優しい主人公。その主人公が辿り着いた結末もまた、優しいものでした。短いながらも、とても素敵な作品です♪※トマトの古名、お知りになりたい方も、是非!