第27話
「莉茉。」
「うん?」
「俺達はずっと一緒だ。」
莉茉の小さな手を取り、そのまま口付ける。
「…ずっと?」
「あぁ、莉茉をずっと大切にしてやる。」
誰よりも大切に。
この愛を捧げよう。
……お前だけに…。
微笑んだ俺は莉茉の華奢な身体をベッドへと押し倒した。
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