第 話



「徴収に来たナーシェでぇす」


部屋へ招かれる琥珀の少女。


深呼吸をする青年。


「ちょっと待って!聞いてほしいことがある!」


「ん?なあに」


鎚を横に振りかぶる少女。


「え~じゃあ聞いてあげようか」


「あ!ありがとう!」


少女はそのまま青年の二の腕を叩いた。


物言わず昏倒する青年。


ばたんと頭を打ち付ける。


「よしつぎぃ」





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