第9話 本当は…。
そこでリオンが、「何だ。そんな事かぁ」と少し安心していた。
オトネが「何って何よ?」とリオンにイライラしていた。
リオンが「だってさ?そんなオトネみたいに魅力的な子なんか居ないのに、オトネに構わないで他の子に行っちゃうなんて勿体無いなと思ってさ」とオトネの話を聞いて返事を返した。
オトネが「うん、そうだね?そう受け止めてくれていたのなら嬉しいけど」とリオンに返事をした。
リオンが「そうと決まれば、髪の毛も切って、可愛い洋服に着替えて、メイクも綺麗にしよう」とリオンは、オトネの手を取って、美容室に行ったり、洋服屋さんを回って見た。
メイクはギャル系から普通のメイクをして顔を綺麗に整えていく。
オトネが鏡を見ると、めちゃくちゃだった髪の毛も真っ直ぐに整理されて、綺麗なメイクが顔に施されていた。
オトネが「これが私?」とあまりにも汚かった顔は、みるみる綺麗になって行った。
リオンが「本当は、オトネもこんな風に綺麗にしたかったんでしょう?」とオトネに尋ねた。
オトネは「そうだね。今までずっと男性から愛されたかったし、幸せになりたかった」と涙を流し、嬉しそうにしていた。
オトネはトゲトゲしかった、気持ちや考え方も前向きになり、「死にたいな」と言う気持ちは薄らいでいった。
オトネは、また前向きに生きて行こうと心に誓ったのだった。
君の隣で ーBesides youー 影山 みはつ @mihatsu1865
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