ポイントシステムの囚人

@omutu_h

第1章:小さな一歩、大きな変化

22歳の新社会人である葵は、東北地方にある企業に就職したばかりだった。引っ込み思案で内向的な彼女にとって、新しい環境での仕事は大きな試練だった。職場では新人として期待されているはずなのに、いつも後手に回り、上司や同僚からも「もっと積極的になって」と言われる日々。葵は毎日、自分の無力感と向き合い、劣等感に押しつぶされそうになっていた。


「こんな自分を変えたい……」


仕事が終わって家に戻ってからも、心の中に大きな空洞が広がっていた。周囲の人たちは順調に仕事を覚え、評価を上げているように見えるのに、なぜ自分だけがこんなに苦しんでいるのか、何度も自問した。そのたびに、自分の内向的な性格や、失敗への恐れが彼女を足止めしていると感じた。


ある夜、何気なくスマホをいじっていると、「成績アップまちがいなし!」というキャッチフレーズのウェブサイトの広告が彼女の目に飛び込んできた。その謳い文句に惹かれた葵は、サイトにアクセスした。ページには成功者たちの声や成長を感じることができた体験談が並んでおり、「自分を変えるためのツールがここにあるのではないか」と、彼女は強い期待を抱いた。藁にもすがる思いで、彼女はそのウェブサイトに登録を済ませた。


初めのミッション


登録後、葵のもとには「成績アッププログラム」という名のさまざまなミッションが提示された。最初のミッションは「早起きをする」「一日一善をする」といった、自己改善を目的とした小さなものであり、葵にとっても取り組みやすい内容だった。


「これなら……私でもできるかもしれない」


葵はそう思い、翌朝から早起きをしてみた。普段なら布団から出るのにかなり時間がかかるが、ミッションをクリアしなければという気持ちが彼女の背中を押してくれた。会社に行く途中でゴミを拾い、駅で困っている人を手助けしたりと、一日一善を実行するたびに、彼女は少しずつ成長している実感を得ることができた。


ミッションをクリアするたびに「グッドポイント」が加算され、そのポイントが彼女にとって自己肯定感の源となった。数字として成長が見えることは、葵にとって大きな励みだった。次第にポイントを貯めることが目標となり、それによって自分が少しでも良くなっていく気がしていた。


「もっとポイントを貯めたら、何か良いことがあるのかもしれない……」


葵は20,000ポイントで手に入る高級ドライヤーを見て、それを目標に頑張ろうと決意した。おしゃれなものにはあまり関心がなかったが、それでもその高級ドライヤーを手に入れたら、今まで以上に自分に自信を持てるのではないかと期待した。


最初のうちは、ミッションを達成するたびに満たされる感覚があったが、次第にミッションの内容は異質なものに変わり始めた。葵にとって精神的にも負担となるような内容が増え、成長のためというよりも、何かを強いられているような気がするようになっていった。


現在のポイント

グッドポイント:150

バッドポイント:0



バッドポイントの累積とペナルティ

100ポイント: 24時間ランダムにお漏らしをする

葵は24時間の間、ランダムに失禁してしまいます。突然の排尿により、外出中の不安と羞恥心が増大します。


1000ポイント: 144時間、排尿の自由が効かなくなる

6日間にわたり、排尿のコントロールを失います。自分の意思でトイレに行けなくなり、強制的におむつを使用する状況に追い込まれます。


5000ポイント: 200時間、お漏らしとおねしょが続き、完全な失禁状態になる

  8日間、完全に失禁状態となり、昼夜問わずおむつが必要になります。日常生活における羞恥心と無力感がさらに強まります。


?????ポイント

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