第48話
病気ですっかり体力の落ちているわたしはすぐに息が上がってしまい視界が霞む。平衡感覚ぎうまく掴めない。
倒れそうになったわたしを救急車を呼んで来たハルが支えてくれた。
「大丈夫か?」
そう言ってソファまで運んでくれた。
「ごめんね…」
少し落ち着いたわたしがハルに言うと。
「なんで謝ってるんだよ。恋音、頑張れ。俺は応援することしか出来ないけど。もうすぐ赤ちゃんに会える。」
予め用意しておいた入院鞄を持ってハルと救急車に乗り込んだ。
もしも、それが、運命だというならば。 2 lynn @olynn
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