フリー台本
桃園緤
あなた次第
あらあら・・・
あなた、そんなにずぶ濡れでどうしたの?
「お姉さんが声をかけてくれたのが初めて」・・・ね
ふふふ、そうなんだ
なんだかほっとけないなと思って
思わず声かけちゃったの
だから・・・あなたが
ついてくるかこないかは【あなた次第】
ただいま~といらっしゃいでいいわね
あなた・・・先にシャワー浴びていいわよ?
え?
「お姉さんが風邪ひいたら・・・僕が困るから一緒に・・・」ね
ふふふ・・・
じゃあ、そうしましょう
ふう・・・だいぶシャワー気持ちよかったあ
あなたも温まったかしら?
うん・・・そのTシャツ
とても似合ってるわよ
サイズも問題なさそうね
よかったよかった・・・
さて・・・
そろそろあなたの顔をみてお話したいんだけど・・・
その顔、みせてくれないの?
私、人の顔みてお話するの好きであなたがもし嫌なら
それはそれでいいのだけれども・・・
「みてもひかない?」
うん?大丈夫よ
・・・あら
とても綺麗なオッドアイ
あなたにとても似合っているわよ
あ・・・隠さないでいいのよ?
私しかいないんだし・・・自信をもって
そう・・・偉いね
みせてくれてありがとう
とても嬉しいわ
ふふふ・・・おなかすいたね
今作るからちょっとだけ待ってね
これからの話もしたいけど
ご飯のあとでいいわよね?
うん、ありがとう
じゃあ、待っててね
ごちそうさまでした
さて、これからの話だけど
私はあなたがここにいても大丈夫よ
新しい場所が見つかるまで、ね
そしてまたあなたの場所に戻るものいいし
行きたい場所ができたらそこに行けばいいわ
ただ、それは【あなた自身】が決めること
あなたが私についてきたようにそうすればいいのよ
それまであなたの自由にしてくれてかまわないわ
今は決めれないかもしれないけど
ゆっくり決めていけばいいのよ
うん・・・頷いてくれてありがとう
これからよろしくね?
フリー台本 桃園緤 @setu2024
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます