第3話

あなたと出会ったのは、小学生でしたね。

バスケが得意なあなたに沢山教えてもらって、いつの間にか大好きになっていました。

スリーポイントを決められるほどに。


上手くなった時に、あなたに言ったんです。

あなたのお陰で上手くなったと。

でも、あなたは違うよ。自分の力だよと言ってくれました。


素直に褒めてくれて、しっかり見ててくれる。

そういうあなたが大好きでした。


いつからですかね、すれ違っていたのは。

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ずっと忘れられない メル @asuka1231

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