漫才のネタ！ 男女コンビ版！

第2話 実戦編 １回戦 ２分ネタ

Ｗ：女性、Ｍ：男性　　※離婚ネタの男女コンビ版

WＭ「「はい、どうも～！」」

W「突然ですけど、まだまだ離婚が多いらしいですね」

M「突然ですけど、僕、バツ２です」

Ｗ「あんたの離婚ネタ、何回も聞いてるから全部おぼえたわ」

Ｍ「ほんまに？　嫁の役、出来る？」

Ｗ「出来るわ、やってみよか？」

Ｍ「ほな、皆さんに見て貰おう、再現ドラマ！　離婚！　あー！　今日は体調が悪くて早退してしもた。あれ？　嫁がいない。買い物か？　あ、電話の横のメモになんか書いてある、『１１時、駅前、けんちゃん、はあと』って、これ浮気のメモやんけ！　あ、嫁が帰ってきた」

Ｗ「あんた、なんで帰ってるの？」

M「それより、このメモはなんやねん？」

Ｗ「逃げろ～！」

Ｍ「逃がさへんわ。どこに逃げるねん。このメモなんやねん？」

Ｗ「何も無い。ただのメモや」

Ｍ「男と会ってたやろ？」

Ｗ「会ってた！」

Ｍ「早っ！」

Ｗ「問い詰められるの苦手やから」

Ｍ「Ｈしたやろ？」

Ｗ「した！」

Ｍ「早っ！」

Ｗ「問い詰められるの苦手やから」

Ｍ「ほんまは『離婚や！』って言いたいけど、バツ２になりたくないから、離婚は考える。お前はケジメとして“けんちゃん”と別れろ！」

Ｗ「わかった、はい」

Ｍ「なんで僕に携帯渡すねん？」

Ｗ「あんたがけんちゃんに電話して縁を切ってや」

Ｍ「なんで、僕に委ねるねん？」

Ｗ「別れ話なんか、私には出来へんわ」

Ｍ「しゃあないな……もしもし、けんちゃんですか？　〇〇の旦那の崔です。○○とは別れてください。別れなかったら弁護士を呼びます……え？、はい、じゃあ」

Ｗ「どうやった？」

Ｍ「けんちゃん、お前が結婚したこと知らんかったって言ってたぞ」

Ｗ「うん、知らんと思う。言ってないから」

Ｍ「なんで言わへんねん？」

Ｗ「特に“結婚したか？”って聞かれなかったから」

Ｍ「当たり前やろ、普通、聞かへんわ」

Ｗ「嫁、こんな感じやろ？」

Ｍ「うん、そんな感じ」

Ｗ「で、今、１番ほしいものは？」

Ｍ「嫁」

Ｗ「懲りへんなぁ、もうええわ」

ＷＭ「「ありがとうございました」」