逃げ出したシンデレラ【完結】

あとがき

第54話

最後までご愛読いただき、ありがとうございます。

広瀬華と申します。

結婚して子どもがいる20代後半の兼業主婦なんですが、

私生活で心が壊れることがあり、

もう働きたくない！育児したくない！家事したくない！

とひきこもり、夫の好意に甘えて気が済みまで休みました。

1週間引きこもって生活したら、

徐々に元気は出てくるし、

2週間家にいたら働かないとやばいなーと

考えるようになり、

気持ちだけ焦って前に行きそうだったので、

休養中にコンテストに応募する作品を

書いてみることにしました。

キャンパスラブにエントリーしている作品は、

元々は応募するつもりではなかったので、

せっかくだし行っとけー♪って感じで出しました。

今回書いた作品は、エントリーのために書いたものです。

簡単なあらすじと結末は考えて書き始めたんですが、

小説に実際書き込んでいくと予定通りに行かないことって

小説あるあるですよね。

莉緒の暴走も最初はもっとひどかったし、

エロシーンってどこまで描写していいのか、

途中から自分が書いているのは恋愛小説なのか

官能小説一歩手前なのか考えちゃうときもありましたが、

こんなシーンがあるのも私らしいと思って、

そのまま書きたいように（多少は自粛して）

書いて残しました。

最後はこんなすっきりまとめるつもりがなくて、

尚人と日菜子の一線は越すつもりでいたけど、

最後に思い出として…!!と考えていた結末が、

莉緒と翔真のおかげでハッピーな方向にまとまりました。

テーマがオフィスラブで登場人物が大人だったので、

これで完結してその後は書きません。

きっとこの先も部長が何かしら頑張って帰ってくるだろうし、

2人は幸せになると思うので

少し曖昧なハッピーエンドで終わりです。

他のエントリーの方の作品を読んだりして、

自分の書き方や自分の小説って読みにくいし

こんなんでいいのかなーなんて思いますが、

これが自分のカラーで自分の小説なんだと受け入れます。

少しでも心を動かすことができる小説になっていたら

とても嬉しいです。

広瀬　華