【あとがき】
【2つのあとがき⭐️】
【魔法のiらんどにて・初完結の時のあとがき】
傷を負った蝶がいる
君の夢は空へ飛ぶこと
飛べぬ翼だからこそ、強く強く求める、夢と希望、空
ホラ空は青にのに、翼と交わることはない
たとえ空には届かなくても、与えられたモノは自由
羽のある者、地の美しさ、忘れる前に、選ばれたのは、ボクだろう
キミは今でも夢を見る
キミの夢は、空へ飛ぶこと
夢の最後はどこだろう?
多分それは“叶えば消える”それはウソ
ホラ今は昨日より、高く大きく夢を見る
それは飛ぶことの出来ない恐怖より、飛ぼうともしない、自分の方が恐いから
たとえ空へは届かなくても、与えられたモノは翼
1を2つへ今変えようと、間違う前に、気が付いたのはダレだろう?
この地愛する優しさ、それでも、阻むもののないあの空高く、今も夢……
たとえ空へは届かなくても、与えられたモノは自由
羽のある者、地の美しさ、忘れる前に、選ばれたのはボクだろう
けれど空へは、恋しさあり、与えられたモノは、心
羽のない者、空、美しさ忘れる前に、選ばれたのはボクだろう
空と地が今、境目などはないと、思い出すために、選ばれたのはボクだろう
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子供の時、私が作った詩です。
羽が伸びきらず、飛ぶことが出来ず、地を歩く蝶を見付けました。その蝶のために、当時の私が作った詩です。
飛べぬ蝶の意味を、考えました。
翼があるが、飛べない。空を恋しく思いながら、地を這うしかない。
この蝶は、空も思い、また、地を歩むため、地も思う。
“地にも空にも美しさがある”そのことを思い出すため、思い出させるため、この蝶はここにいる。そう思った。
少なくとも私は、あの蝶のおかげで、そう思った。
自由を求める心、そして、自分の使命に気が付く、そんな詩です。
****
雪哉に鳥のネックレス、ドールに、蝶のヘアアクセサリー、どちらも、空を飛べる生き物です。
これは私の、自由への憧れの現れかもしれない。
だが、自由とは、掴みどころがない。けれど憧れる。
出来るだけ、息抜きをしながら、無理せずにいきましょう。
限られた自由時間を、思い切り、自由を感じられる時間にする。
それが、私たちに出来る、最大限の自由な生き方なのかもしれない。
がんじがらめになりながら、彼らは自由を追い求める。その先の未来は、果たして、どのようなモノなのでしょう?
今宵は瞳をとじて Ⅲ をご愛読頂き、ありがとうございました。
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【カクヨム移行後のあとがき】
今宵は瞳をとじて Ⅲ を御愛読頂き、ありがとうございました! 2013/6/17日、魔法のiらんどで公開させて頂いた小説を、カクヨムにて公開させて頂きました!
iらんど時代のあとがきの詩、それはまさに、Ⅲ を初め、今宵は瞳をとじてシリーズ・のテーマを比喩を用いながら象徴したような詩です。──そして言うのなら、人が上を向いて歩き続ける為の、“心の在り方”を書いたような詩だと思います。
──【羽のある者、地の美しさ、忘れる前に、選ばれたのは、ボクだろう】──
そうこのフレーズの意味は、〝羽が伸びきらずに空へ飛べず、空を恋しく想いながらも、地を這って生きる。空への憧れと合わせて、地の美しさも知りながら生きる〟という意味です。
〝地の美しさになど気が付かなくても良いから、本当は空を飛びたかったこと〟でしょう。
もしも自分たちがあの蝶であったなら、誰もがそう思い、運命を呪うことでしょう。〝なぜ、自分がこんな目に遭わなければいけないのか〟と……──
──私たちの日常生活の中でも、運命を呪いたくなるような出来事や、〝なぜ自分がこんな目に〟と、そう感じるような理不尽な事や、残酷な運命はありますよね。
理不尽な目に遭った時、残酷な運命に直面した時、私たちの思考を助け、落ちることなく寧ろ成長して、より良い世界を見る事が出来るようになる為に必要な物事の考え方は、まさに【羽のある者、地の美しさ、忘れる前に、選ばれたのは、ボクだろう】──という事でしょう。
起こった不幸に対して、〝なぜこの不幸が自分に起こったのか?〟何を気が付かせる為に〝この嫌な出来事が起こったのか〟と、それが腑に落ちる、腑に落とすことが出来ると、スッと人生の課題の1つをクリアする事が出来、ワンランク上の平穏を得る事が出来るという事であり、それを気が付くことこそが人生の中の1つの課題であるという真理です。( 腑に落ちる = 納得できた という事になりますので、他者への怒りなどに囚われず、穏やかになれます = 平穏を得る )
昔はどんなに腹が立っても“手を出さなければ良い”と思っていましたが、心の中は怒りや悲しみで一杯でした。我慢しているから、怒りが恨みレベルになってしまったり……手は出してはいない筈なのに、負のループだったと思います。
またまたどん底だと、負の思考が類は友を呼ぶの法則で嫌な出来事ばかり引っ張ってくるんです……怖いですよね……面倒なところが“自分が理不尽な思いをさせられたから怒っている”のに、怒っていると、結局自分が負のループの不幸にはまるんです……理不尽な法則ですよね……だから内観が大切で、〝~~に気が付く為に、この出来事が起こったんだ〟とか、〝あの時怒った分が自分に跳ね返ってきたんだ〟とか、そう思って、自分だけの内観の世界に視点を合わせる事が大切なんでしょうね。
──要はおそらく、この世界の法則は、“人を呪わば穴二つ”・尚且つ、藁人形に釘を打つことだけが呪いではなく、思考の中での感情が恨みレベルになってしまうと、“呪いと同等”になってしまうんでしょうね……怖いですね……
けれどそれを分かっていても、他者に対してトラウマレベルで嫌になってしまった時はしんどいです。例の法則を頭では分かっているのに、トラウマで〝嫌だ嫌だ! 許さない!〟って、なるんですよね……ついに激昂してしまい、結果、配属先が変わりましたよ! まぁ、新たな配属先は良い人たちばかりで、結果オーライでしたが、怒って“許さない! ”って思っていた分は、やはり自分に跳ね返ってきましたよ。跳ね返った分の清算が終わった後は、結果オーライでした🙆 ( 最早、跳ね返った分がどれなのかを判断出来るレベルになっております。勘は良い方の人間ですので⭐️ )
──トラウマレベルで嫌なら負のループにはまらないように、ストレスのない場所を探しに行く事が大切ですね。 やはり私たち、無理をし過ぎてはいけないのです!
作者自身、何度も何度も“しんどい”と感じながら生きてきた日々がありましたが、必要な心の在り方だけは、本当は“子ども頃(学生時代)”、この詩を書いた時点で気が付いていたそうです。
ただ、分かっていても、“分かっていない”、“そうは思えない”と、感じる年月が長く、近年でもやはり、怒りなどに囚われ、がんじがらめになり、負のループにはまってしまう時があります。──やはり腹が立つ時などいくらでもありますね。まだまだ未熟者ですので。ただ、昔よりもずっと上手に生きております⭐️
──勘が良い人、人の感情を感じ取りやすい人、目に見えないものを感じ取る力に秀でている人、などの方がこの法則に支配された人生に陥りやすいようですので、〝当てはまる方〞は、よろしければ参考にしてみて下さいね⭐️ 私と同じやり方で少しでも平穏を得る事が出来る方が増えたなら、嬉しく思いますので。
〝空へ届かずに、かんじがらめになる〞──元々は蝶の話であるのですが、やはりこの小説のような詩です。登場人物の一人一人が、求めているものに届かぬ空虚を抱えているような物語ですので。そしてその空虚の癒し方を知らぬが故に、絶望してがんじがらめになってしまいます。
──【1を2つへ今変えようと、間違う前に、気が付いたのはダレだろう?】──
──【空と地が今、境目などはないと、思い出すために、選ばれたのはボクだろう】──
〝空と地さえも、同じ世界の一部であるとさえ気が付けば、それは1つの同じ世界であるのです〟。
Ⅱ の表紙・──【僕ら手を繋いで、解り合えたら、未来は変わるだろうか? なぁ、何を感じて、どう生きる──……?】──やはり、この蝶の詩は小説に当て嵌まるテーマの話でもあるのでしょう。
──あの日の蝶が、今世では大空を羽ばたいている事を祈ります。
十年以上前に、
では、あとがきは以上となります。皆様いつも、本当にありがとうございます! よろしければまた、Ⅳでお会い致しましょう!
この作品を『イイネ!』と思われましたら、是非 〝
評価頂けると、作者の活力・創作意欲・校正作業意欲に繋がります!!🙌🌟
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『今宵は瞳をとじて Ⅳ 』はこちら
https://kakuyomu.jp/works/16818093085687604880
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今宵は瞳をとじて Ⅲ【読み合い対象外】 フルーツロールx @fruitsroll
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