あっちでもこっちでもヤンデレメーカー

不幸の中生きてきた主人公
しかし、その性根が曲がることはなく、他者を思いやれる優しい心根の彼は、悲しくも自己犠牲という道を選んでしまう
そして生まれる三大ヤンデレヒロイン
それぞれが複数話に渡って少しずつ病んでいくシーンを丁寧に描いているため、キャラクター造詣も深く、感情移入もしやすい構成
読みやすく、それでいて各キャラクターの個性を前面に出しているため、没入感に浸れる
そして何よりチート能力を持つ主人公がこれからどう現実世界の裏社会と絡んでいくのか楽しみの一作
普通に生きようとした矢先、結局優しい彼はまた誰かのために自分の願いの優先順位を下げることに
そんな優しくも強い主人公が大好きです