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大丈夫って、本当何が大丈夫なのよ!


しびれを切らしたのか、谷田さんが私の所へ来て


「良いのか?ここに通えなくなっても…学費必要なんだろ」


それだけ、言って戻っていった…


なっそんな事を言われなくったって、わかってるわよ!


思い切り谷田さんを睨んで


「…やれば良いんでしょ!」


わかったわよ、どうなってもしらないから!


見てなさいよ!


これでも高校の頃演劇部だったんだから!


谷田さんがカメラを構えた


それを合図に私は役へと入り込んだ。

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言えない関係 びび @vivihanaaru

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