あとがき

第8話  あとがき

母が亡くなって 今年で10年が経ちました。

つい昨日の事のような もう何十年も昔のような

そんな 不思議な感覚です。

余命宣告を受けてから 母が亡くなるまで

ただ、大切な人がいなくなる未来に

希望が見えなくて とても辛い毎日でした。


大切な人がいなくなっても 今日は 普通に

過ぎていく


悔しいくらい 何も変わらない 毎日


いつか 色褪せていく 母との想い出が

どうか いつまでも 鮮やかなままで

想い出せますように。

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あなたを想う空 りら @Lilax

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