第Ⅰ章 第45話
「沙織って、たまに過保護になるね。でも、僕は本当に平気だから」
アオトはそう答えた。
「そんな事無いよ。精霊達の体調管理も契約者の私の務めだから。今日は休んでて、ウィン」
私はウィンの名前を呼んだ。「はい、お姉様」
ウィンはそう言った。
「アオトに氷持って行ってあげて。私は夕食を作るから」
私はウィンにそう言った。
「分かりました、お姉様」
ウィンはそう答えると、寮のリビングルームの冷蔵庫から、氷を持って行った。
私は、久々の自炊をした。私は、幼い頃から家出をしてからずっと、実家には戻って居ない。
中学生の頃からアオトとウィンと暮らして来た為、自炊を自然としなければならない環境下に置かれていた為、自然と自分で料理する事が多かったのだ。
私は久々に料理を作った。
アオトもウィンも食卓に着いた。
私達は食卓を囲み、食事を済ませ、風呂に入り、その日は、ぐっすりと休む事が出来た。
精霊騎士 roiyaru @roiyaru93
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