第6話 ①ちゃんと出るジャンル決めてる?
先に前回の言い忘れ。
前回の先行公開に関して作品構成が「逃げ型」の人は微妙と話したのは、元々評価されやすい作品形式で、先行公開して無効評価を増やすのは微妙ではないかと考えたからです。
逃げ型構成の人は開始から更新を続ければ続けるほど集客と評価が上がりやすいので、あらかじめ評価をもらうメリットはあるかもしれないけど、書き溜めを温存して最後まで走り切るのが効率良い気がしてます。
ただ、私が逃げ型構成の作品を書かないので、もしかしたら事前評価があった方が良いのかしれない。
なので、やっぱりケースバイケースという事で私も逃げさせてください。
ここから今回の話題。
ジャンル決め。
改めて長編部門↓
・ライト文芸部門
・異世界冒険部門
・異世界ライフ部門
・魔法のiらんど(現代恋愛)部門
・ファンタジー恋愛部門
・ホラー部門
・エンタメ総合(SF、現代ドラマ、ミステリー、歴史、時代、伝奇)部門
・現代ファンタジー部門
・ラブコメ(ライトノベル)部門
・カクヨムプロ作家部門
こちら短編部門↓
・ファンタジー短編部門
・恋愛短編部門
・ラブコメ短編部門
・現代ドラマ・文芸
・ホラー短編部門
・エンタメ総合(SF、歴史、ミステリー)短編部門
・エッセイ・ノンフィクション短編部門
長編部門と短編部門は重複する内容ですが、受賞内容が違うのでそこだけ注意。
特に短編賞にはネクスト賞があり、前回話したネクストどうなの問題の手のひら返しが私の中で起こっているので、ネクスト賞を狙うというルートも独自路線で有りだと思っています。
手のひら返しした時の近況ノートはこちらです。いわゆる番外編↓
https://kakuyomu.jp/users/bamboo/news/16818093086351129194
そして短編賞は基本コミカライズ方向らしいので書籍となると文じゃなくて絵になる感じだと思われる。
それじゃあ、ここからようやく長編の話という事でお願いします。
話が脱線しまくりですが、小説の賞関係において1番多い落選理由が「カテゴリーエラー」らしいです。
カクヨムコン9の記事にもカテゴリーエラー注意しての記載があります。
下記の記事はタグなんかの有力な事も書いてあるので読んでおくと良いと思います。↓
https://kakuyomu.jp/info/entry/webcon9_kansosen
ジャンル間違えるのなんでだよと言いたくなりつつ、小説書く身としてはわかる気もする。書く事に集中しすぎてジャンル迷子になる。コメントでもジャンル迷子勢がチラホラいました。
ここでこそ改めて自分を客観視しないといけない時だと思うので確認しましょう。
そのうえでカクヨムにジャンルの基準があるので、それとオフィシャルサイトを比較していく形式で。
カクコン10オフィシャルサイト↓
https://kakuyomu.jp/special/entry/kakuyomu_contest_10
カクヨムヘルプ、カテゴリーの基準↓
https://kakuyomu.jp/help/entry/genre
それじゃ照らし合わせ。
文章の引用もします。
●ライト文芸部門
大人読者が楽しめる、お仕事/あやかし/アジアンファンタジー(中華風・和風・オリエンタル風など)/西洋ファンタジー/オカルト/ミステリー/グルメなどがテーマの、一般文芸に近しい文章・描写のある作品を募集します。
↑カクヨムコン9の時は女性向けと定義されていましたが今回は男女兼用の指定です。
ライト文芸は主にキャラクターを重視したライトノベル風の文芸作品とされているらしいです。
私個人として情景描写、心理描写などの「描写」の要素を卓越した言葉選びという文章力で勝負する人向けのカテゴリーだと思っています。
私は大衆路線の創作家なので、文芸路線にを進みたい人向けの数少ない文芸webコンテストではないかなと思います。
ここはジャンルが多彩故に何が人気ではなく、テンプレも粉微塵にされる本当に上級作者の蓄積された文章力の殴り合いの部門になりそうです。
怖い……
だから運営もかなり力入れてる部門なんだと思います。
●異世界冒険部門
ファンタジー世界で冒険したり、敵と戦ったりする物語を募集します。
↑説明が投げやりに感じるのは気のせいだろうか? どうせテンプレでしょ感を滲み出る投げやり文章。
まあ、おそらくチートスキルでざまぁ系作品が大賞を取りそうな気がするがしかし、ライフ系と分かれたのはかなり違う環境ではある。
冒険ものは書いててわかるのですが、場面がコロコロ変わって行く構成なのでその土地の情景描写とか文化とか設定を考え、人間ドラマや生態系を本来は考え無いといけないので非常にパワーがいる作品。
テイルズみたいな作品に出会いたなーってちょっと期待してる。
実際多いのはそういう設定とか全てを適当に出来る「ゲーム世界」っていうのが効率が良い。基スライムが強いか弱いかの基準のやつですね。
今のWeb界隈でそこまで作れるパワーがない人の方が多いと思うし、テンプレ以外の需要は少ないし、10万文字って考えると未完結作品がどうしても増えるジャンルなので「逃げ先行型」の作品がどうしても評価が高くなりそうな気がします。
むしろ初心者はテンプレじゃないとキツイジャンルだと思うので、作品の力量に自信がない人や、受賞の為に数を撃ちたい人は全然テンプレートは使うべきだと私は思います。
構成力がなければタイトルに「気まま旅」って目的がない事をアピールすれば物語の主軸が無いのが主軸だと言えるし。
実力がついてきたら、いつか完全オリジナル設定を書こう!
ああー誰かテイルズみたいな作品を作る猛者はいねぇーかー!
今回それを探す冒険をしようかな。
●異世界ライフ部門
ファンタジー世界を舞台としつつも、冒険をメインとしない、さまざまな生活ドラマを募集します。
↑わかった! おっさんが追放されて冒険者引退して農業経営して年下のかわいい女の子とウハウハしながら昔の素行の悪い仲間が別視点になって、おっさんが抜けたことによるパーティー崩壊を起こしてざまぁするやつだな!
ボクにはわかるのだ!
だいたいこういう作品が大賞か特別賞とって書籍化してるのだ!
きっと今回も同じことになるのだ!
ちゃんと説明すると、いわゆるシティ系シナリオ、またクローズド系シナリオと言われる場所をあまり移動しないで1つ区画で探索する作品。
情景描写や設定を変える事なく、むしろ設定の尖鋭化やキャラクターに集中してかける構成なので、初心者におすすめです。
私が書くシナリオも基本このクローズドシナリオが多いので、差し追込型の人と相性が良いのが良い。
そしてしっかり練れば10万文字で完結出来る構成なので、下手に続かないので作者の経験値稼ぎとしても良い!
でも今回生活を描けってことなのでやっぱりおっさんの農場か生きる系のコメディが多そうな気がする。
……いや、逆だ!
むしろこのジャンルでテンプレ以外書く意義があるのか?
だって「ライフ」って部門名に付いてるんだよ?
さえないおっさんがスローライフやれってことなんだよ。
ここでテンプレじゃ無いのは無理がある。
そう、ここは親の顔より観たおっさんのスローライフで殴り合う場所なのだ。
私は牧場物語やるので頑張ってください。
●魔法のiらんど(現代恋愛)部門
主に女性読者を対象とした恋愛・ラブコメ、BL要素のある小説のうち、現代を舞台とするものを募集します。
↑BLの記載がしっかり書かれてるのは初めてみた。今まではちょっと濁してあるけど、やっぱりiランドサイドではBLも主流だったのかなと伺える。
BL以外の現代恋愛って観点から見ると私に知識が無いのでテンプレートの存在があるのかどうかもわからない。
ただ、恋愛小説を研究したあくまで憶測だが、女性主人公(ヒロイン)が主体になる為、最序盤がインパクトのあるイベントよりも主人公の掘り下げに力を入れる作品が多かった為、恋愛対象の男性(ヒーロー)が後から出てくるパターンが多かった。
この作品形式が受けるのだとしたら、ここの環境は「先行差し型」の中盤から盛り上げていく構成が評価として高い気がした。
カクヨムコン9の恋愛部門受賞者の作品もそんな感じだったので、キャラクターの魅力と内容の勝負になりそう。
アイディアに関してステージギミックぐらいの感覚になりそう。
先にBLを馬鹿にした言い方では無いのでそこは勘違いしないでほしいこと踏まえてBLの分析も話すと。
BLも恋愛の障壁内容が違うが作品構成自体だけを言うと男女間恋愛と同じです。
しかし男性主人公のためヒロイン役の男性を早々に付けなければいけないので先行型寄りになっている気がします。友情から恋愛にシフトさせる展開もやや速くなると思いますが主体は愛憎模様なので「差し型」の要素も踏まえている。
恋愛ジャンルズルいよ!
私もタイトル釣りのこと考えないで中身の事をもっと深く考えたい!
そう考えると良いな女性主人公って良いな。
私も女性主人公考えようかな?
●ファンタジー恋愛部門
主に女性読者を対象とした恋愛・ラブコメ要素のある小説のうち、ファンタジー世界を舞台とするものを募集します。
↑魔法のiらんどのファンタジー版だぜ!
って言いそうになるけど全然ちゃう。
ここは魔境や。
まず「悪役令嬢」「聖女」「乙女ゲー転生」などの需要マシマシテンプレの存在が有名。
それにファンタジーでも話した「ゲーム世界」の設定を使えるので整合性も重視される事は少ない。
主にテンプレートがあると設定説明の省略化が可能なので環境の高速化……つまり物語の展開の速さの勝負がされやすくなる。
そして、今までファンタジージャンルの恋愛ものを読んで少し思った私の率直な感想は……
「あんまり恋愛してなくね?」
である。
最初の女性主人公の地盤作りは同じなのだが、男性(ヒーロー)がポッと出てきてパッと一緒になってボケとツッコミの夫婦漫才を始めるケースが非常に多かった。
なんか、友達になってから「俺達ずっと一緒にいるから……付き合っちゃう?」とか「政略結婚だからとりあえずやることやるか」みたいなアッサリしてそのまま恋愛に対しての波をあまり感じない感があって私の思い描く大恋愛の描写があまり印象になかった。
私が見てきたのが悪いのか?
私が恋愛弱者でロマンチストなのか?
なんか、どちらかと言うとこのファンタジー世界を楽しんでいこうよ!
的雰囲気が強い作品が多かった気がします。
たぶんそうじゃない作品も沢山あるのだろうけど、魔法のiらんど部門とは毛色が全く違う戦いになりそう。
あああああもう4000文字!
一旦切ります!
百合め、ゆるさんぞおおおおお!
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