王家思惑に反し婚約を解消された令嬢に一途に懸想する他国の王太子へ嫁入り

生まれながら王命により公爵家同士の婚約であったが、許婚の母親に嫌われ、その母親の洗脳で次第に許婚からも嫌悪されるヒロインが、王族来賓の場にて許婚から彼が懸想する令嬢への嫌がらせを行っていたという、言われなき冤罪を糾弾された後、婚約解消を許婚より宣言される。ヒロインも許婚の母親からの嫌われている事もあり婚約解消に異論は無かったが、冤罪は赦すに至らず彼女の父親の進言もあり、爵位継承剥奪を彼に迫る。一方ヒロインの通う学園に留学していた隣国の王太子がヒロインに一目惚れし、何度もヒロインの父親に婚約の申し出をしていたが、ヒロインが婚約中である事で断られていたが、件の公爵家との婚約解消を機に再度婚約を申し出、ヒロインもその一途さに絆され、隣国の王太子との婚約を了承するという、心温まる素敵な作品に感動しました。