第8話

(EXテレビの前田です。白金台では

スポーツジム、ショッピングセンター

幼稚園、老人ホーム、そのた至るところで

頭だけの死体や、頭を齧られた死体、

手足を食い千切られたような死体が

散見され、警視庁では脱走した猛獣などが

いないかなどの捜査を進めて)

誠也がテレビを切った。

「なずな」

「なに?」

「おふくろと連絡取れないんだ」

「大丈夫じゃない」

「どうして?」

「きっと、ケータイの充電し忘れてるのよ」

「なるほど」

誠也も一応、なずなの説明に納得した。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る