23:「 」に紡ぐ物語 感想

お話

https://kakuyomu.jp/works/16818093084627661729/episodes/16818093085000839805#end


 らっきょ……?

 運命が視える魔眼といい、「 」ブランクといい、冒頭の言い回しといい、何というか、筆者が中学時代とても好んで読み、劇場アニメ化されたときもワクワクして見ていた小説を思い出してしまいますね。頭のなかではずっとBGMが流れております。


 本編を読むうち、運命というものをただ唯々諾々と受け入れるわけではなく、未来は誰にもわからないのだという期待を持たせるような形で「 」に夢を書き込む青木さんの姿、よかったですね。


 運命は残酷だ 然れど彼女を恐れるな

 女神が戦わぬものに微笑むことなど 決してないのだから


 という歌詞の歌がかつてありましたが、思い出してしまいましたね(筆者は思い出してばかりだ)。運命を見ることができるためにそれを変えられる可能性など信じられず、ただ運命を受け入れる生き方をしてきた俺くんが、青木さんのドジっ子ぶりに果たしてどう救われていくか……。

 これはまさしく、Stay Tuned!というやつですね!!


 ということで、数年後にふたりが再会できることを祈りながら、『「 」に紡ぐ物語』の感想とさせていただきます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る