最終回第5話:いまだよこしまなるものと俺たちの仮説

*誰が語ったか



 もう生きていたいとは思わない。




 お節介せっかいな友達の明るさがつらい。




 考えたんだ。

 生きて幸せをつかんでみようって。

 インターネットの弱者を食い物にした幸せとも違う、弱さをそのまま持ちながら葛藤し続ける人生を。





 その時に気がついたんだ。

 終わりがないのならもう生きていく意味なんてないって。






 だからマンションの上へ行こう。

 今日でこの日記も終わりだ。



 だって誰も助けてくれないから。








 また悪夢を見た。

 友を助けられなかったあの日の自分。

 追いつめてしまったかもしれないとなげいた日。






 済役留瑛すみやくさついは友の自殺を止められなかった。




 今でこそマイワンワーズに救われているが自分は何も救えなかったといつも悪夢の後に海へ出かけてはコーラを飲んで忘れようとする。






 友の自殺ではなく悪夢だけを忘れたい。

 自分は周りから言われると明るくて面白いから友人にもめぐまれていて無事ぶじ好きなことを仕事に今を生きている。





 好き…はちがうか。

 友へのつぐないへの選択だと。






 でもそれはただの結果論けっかろんでしかなくて、もし彼が生きていても昔出会った時のように仲良く話すことはできなかったかもしれない。






 いつも済役すみやくは弱いものとして戦ってきたつもりだった。




 見方によればそれは誰からもあこがれるすがた。





 もっとはやく強くなっていれば友の手をにぎりかえし、そして彼の話をちゃんと待って最後まで聞いて味方になっていたら…。





「なんで止められなかったんだろう」





 前回も穴刀あなーとたちとは違う〝よこしま〟の行動を考えずに仕事をしていた。





 まさか3人目がいたとは。

〝よこしま〟について何度も調べていたのに!





「俺はいつもめが甘いな」





 現実は厳しすぎる。








 穴刀あなーと是助げせーわはマイワンワーズについて他の〝よこしま〟や人間たちへのインタビューなどをし、情報を集めていた。






 幸刃にせーばにおんぶにだっこされるわけにはいかず、人間への変身能力も使う必要も出てきたのでとにかくリサーチをし続けていた。






 たかが人間と思っていた。

 幸刃にせーばがもう少し協調性があったらと憎むこともあった。





 そんな時間はない。

 是助げせーわがカメラ能力を駆使くししてくれたので今知るマイワンワーズの捜査そうさはまるでドキュメンタリーそのものだった。






 まずマイワンワーズメンバーについて。





 6人で構成こうせいされているがそのうち2人と接触、ひとりは幸刃にせーばが教えてくれた。





 残り3人はいまだ姿を見せない。




 梓橋光凛あずさばしきやる増洗琉騎まあらるき、そして済役留瑛すみやくさつい






 済役すみやく穴刀あなーとの攻撃を最初にとめた人物。





 人間年齢で19歳。

 男性。





 マイワンワーズに入ったきっかけは格闘技の試合後、助けられなかった友にたいしてむくいることが出来ずにいた彼を治安維持組織ちあんいじそしきマイワンワーズ現トップにひろわれ、人々を影から守っているらしい。





 戦闘スキルは充分だったがなるほど。

 詳しくしらべればプロの戦士だったのか。





 是助げせーわにからかわれる要因よういんとなった依頼を阻止そしされた仮は必ず返す。





 梓橋光凛あずさばしきやる

 20歳男性。

 戦い慣れているが普段はパンと甘いものを好む青年。

 ケンカも強く、是助げせーわ穴刀あなーと二人でも相手にならなかった。





 その時の記録は是助げせーわが残している。






 まさか人間もこれだけ強いやつが何人も目立つことなく暮らしているとは。

 やばい生き物だ。





 そして増洗琉騎まあらるき

 21歳筋肉質男性。





 是助げせーわ穴刀あなーとは彼と会ったことがない。





 幸刃にせーばが一方的に渡してきた情報に彼のデータがあった。





「これだけの筋肉質なのに見た目では分からないか」





 穴刀あなーと是助げせーわは考え抜いたすえにある結論を出す。





「マイワンワーズと話し合いだ。 あと3人もひかえているのならこれ以上、影で依頼を受けても傍受ぼうじゅされて止められる。 是助げせーわ。 念の為映像は撮っといてくれ」





 幸刃にせーばにほぼ仕事をとられ、ただ報酬ほうしゅうを受け取るだけの人形にならないよう二人は新しい生存方法せいぞんほうほうをさがすしかなかった。








 幸刃にせーばと人間は歩く。





 いつの間にか破滅願望はめつがんぼうのある二人は危険だと分かりながらもこの世の愚痴ぐちや抜け出したい現状とつかめない幸せを話しあっていた。





 幸刃にせーばは人間の話を適当てきとうに聞いていただけだったのに、思ったよりも話があったのでたがいの願望がんぼうについて盛り上がっていた。





 話している人間は自分がどれだけ競合相手きょうごうあいてとなれあわないつもりだったのに。





 情がわいたわけではない。

 きっかけが依頼いらいになれば一気に人間を減らせる。




 この人間もまたそのうちのひとり。





「人と話すよりも盛り上がるなあ。 治外法権ちがいほうけんのバーでもいって人生の答えを聞こうと思ったのに」





「はっ。 そんな気休めしたところでまた悩むだけだ。 ブログネタが増えることはあんたにとって死にたくなるだけじゃないのか?」





「面白い返しをするなあ。 人間じゃないとあまり傷つかないよ。 それでも人間関係はせまってくると考えるといつか君にたのむことになるのかな」





 結構話しているのになかなか依頼までは聞けない。

 人を恨んでるわけじゃないのか。





 もっとリサーチしないと報酬ほうしゅうが減る。





「もう死んでもいいって考えるのはエゴなのかな。 そんなに結婚だとか学歴とか仕事とか大事なのだろうか」





 破滅願望持ちならそう考えるか。

 そもそも幸せをうたがっていない。





 自分の言葉で語れない幸せは苦しい。

 いつもなら弱味につけこむのに今回は幸刃にせーばはブレーキがかかった。





「いつでも頼んでいいぞ。 頼まれればお前の気に入らない人間を殺してやるからさ」





「いいよそこまでやらなくても。 いい歳して人間じゃない誰かと話せるのは新鮮だからさ」





 そうか。

 あきらめてる人間の会話は常に最期さいごを想定されている。





 このままじっくり話し続けておくか。

 もしもの時のために。






 幸刃にせーばは競合相手である人間を始めとした全ての生き物の支配だけしか考えていない。





 はたからみれば何か情が芽生めばええそうな話を人間としていても。





 マイワンワーズに依頼があった。

 なんと〝よこしま〟たちからだった。





 済役すみやくは何かのわなかと考えていたがトップ3人が依頼を通したということは何らかの頼みが〝よこしま〟にあるのだろう。





 梓橋あずさばしは「何かあったらちゃんと守るから」と笑顔ではげましてくれた。





 かっこいいイケメンだなあ。

 済役すみやくには出来ない気のつかい方だった。






 琉騎るきは今までの〝よこしま〟たちの活動を知って警戒けいかいしていたものの、山で依頼者たちや動物・植物を殺した〝よこしま〟とは思っておらず、3人は〝よこしま〟と隠し廃工場はいこうじょうで待ち合わせた。







「シャッターチャンス! やあイケメンくん。 こう見えて俺は恨みを忘れないんだ」





「やめろ是助げせーわ。 さすがに6人はやってこなかったか。 あと増洗琉騎まあらるきあうのは初めてだったな」






 3人は辺りを見渡して援軍えんぐんが来ないか確かめている。






 すると穴刀あなーとはひとこと伝えた。





「前に俺たちの仲間が依頼だからと人間たちを惨殺ざんさつしたことについては俺たちの門外漢もんがいかんだった。 すまない」






 済役すみやく穴刀あなーとのむなぐらをつかみながらも無言で怒りをしめした。






「君たちの目的がどのようなものであれ、俺たちは人々を守るために活動している。 君たち〝よこしま〟たちだけでなく、誰かがを人々を傷つけるのであれば守るだけだ。 そして今回は何が目的なのか教えてほしい」





 是助げせーわが質問をする梓橋あずさばしをカメラで撮るのを穴刀あなーとがとめる。






「俺たちはそれほど戦闘が得意なわけではない。 独立した〝よこしま〟の仲間、幸刃にせーばが俺たちを配下はいかにした。 報酬を楽してえられると考えれば良い話に聞こえるが実際じっさいはお前たちの妨害ぼうがいによって俺たちの信用は底に落ちた。 降参こうさんだよマイワンワーズ。だから協力する。 一緒に幸刃にせーばをとめてくれ」






 増洗まあらは素直にはうけとれないのか拳をふるわせていた。






「つまり自分たちが俺たちマイワンワーズとお仲間の活躍で不利になったから幸刃にせーばを倒させて元の生活にもどろうとしているだけだろ?」





 穴刀あなーとは動くこともしゃべることもせず流した。





 済役すみやくにとっても〝よこしま〟はまだ信用出来ない。






 幸刃にせーば

 おそらく養蜂家ようほうかたちを殺した犯人。





穴刀あなーと。 思うところがありながら俺たちと話し合いを実行したことには感謝している。 幸刃にせーばについて知ってることを教えてくれ」






 すると廃工場に突然大きな音がひびいた。

 誰か人をつれている黒い影がいた。





「お前らの考えることはおみとおしだっての」






 穴刀あなーと是助げせーわが恐れながら音のするほうをみた。





「こいつが幸刃にせーば…」








 まさか〝よこしま〟たちと協力することになるとは。






 俺たちはそれでも自分たちの強さを過信しない。




 なにせ次の相手、幸刃にせーばは確実に今までの相手より危ない存在だったからだ。





競合相手きょうごうあいてをもっと殺す必要があると思って穴刀あなーとたちを探していたら協力かよ。 しかも俺に飼い殺されたくないから反逆はんぎゃくとか?」





 何も言えない他の〝よこしま〟たち。

 幸刃にせーばが連れている青年も状況を飲み込めていない。






済役すみやく。 お前は幸刃にせーばから連れている人をひきはなせ! 俺と光凛きやるは〝よこしま〟たちと幸刃にせーばと戦う」





 琉騎るきさんが冷静な判断で役割をみなにあたえる。





 俺はまっさきに幸刃にせーばのもとにいる青年を助けるためパルクールを駆使くしして救出しようとした。





 幸刃にせーばは青年を差し出す。





「これで全ての競合相手を消せる。 よかったなあ。 もう自殺しなくてもしてもいいぞ人間」





 自殺?

 いつもみる悪夢が俺の中でよぎった。

 まさか自殺願望じさつがんぼうのある人か?





 だとしたらどうする。

 助けるに決まっている!





「ぐあっ!」





 俺は幸刃にせーばによって首をつかまれた。





「俺は〝よこしま〟から絶大な信頼をえている。 さらに裏で同族である人間を憎む他の者からほぼ全ての人間を減らすようにな。 穴刀あなーとたちは腰抜けになっちまったがどうでもいい。 お前らを消す」






 幸刃にせーばの目は本気だった。

 養蜂家ようほうかたちを殺せたのならこの場にいる全員を始末するのも難しくない。






 すると幸刃にせーばが連れた青年が俺をときはなってくれた。






「はやく逃げるんだ」





「そ、そんなあんたは」





 青年の目はあの時の…自殺した友と同じ死を覚悟した目をしていた。






「これ以上生きてたって人間はお前たちをなんとも思わず生きづらくするだけだ。 これは慈悲じひ。死ね!」






 青年へ高速で何かが向かう。

 そこで俺はかつての友のことを思い出し、青年を運良く攻撃からふせぐことができた。





「があっ、ああ…」





 ちゃんとマイワンワーズ製の装備をしてきたとはいえ口から鉄の味のする胃液が出た。





 そして、走馬灯のようにあの日を…過去を思い出した。






 2023年冬。

 酷暑の影響でそこまで寒くないと言えば嘘になる。

 冬は冬だから。





「大学や専門に行かずプロファイターの道か。 済役すみやくの格闘エリートっぷりはあこがれるよ」





「それ車校しゃこうでも言ってたな。 免許取得に高校卒業目前もくぜんまでそんなやさぐれるなよ」






 夢に向かう人間はそんなにかっこいいのか?

 もちろん当たり前だとは思っていない。





 友がいたから。





 高校も卒業が決まったし、ひまだ。

 会いに行くか。

 夢嫌ゆぎらのとこへ。






 夢嫌ゆぎらは中学生からの友だった。

 高校へは行ってない。

 それは彼が「何も理由がない」と言っていたから。





 それでも俺は夢嫌ゆぎらに試合のチケットを渡して試合観戦させていた。





 格闘技は好きではなかった彼も最初は俺を応援してくれた。





 中卒にたいして現代日本は手厳てきびしく、高卒が最低条件の雇用ばかりで二人して泣いていた。





 格闘家の仲間でも世間の厳しさ覚悟でプロを目指していた者もいたから、夢嫌ゆぎらもなんとかなるとずっと試合で勝って証明していた。





 つもりだった。

 高校卒業までの間にだんだん会えなくなった。

 夢嫌ゆぎらから拒否されていたのもあったのだが、それに甘えて俺は距離をとっていた。





 そして久しぶりに彼のマンションを訪れたときには遺書いしょを目にしていそいで探した。





 屋上へ行くと夢嫌ゆぎらはもう飛び降りる寸前すんぜんだった。






「お、おい! 今助ける! だから…」





 その時、夢嫌ゆぎらは全てをあきらめ覚悟していた。





「お前らはもう未来を約束されている。 俺はもう・・・産まれた時から・・・」






 やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ






 結局止められなかった。

 夢嫌ゆぎらはマンションの住人が比較的少ない時間帯をねらってとびおりた。






 最期さいごは誰にも迷惑をかけないように死にたかったのかもしれない。





 その時見た彼の死体を今でも鮮明せんめいに覚えている。






 灰色の景色のまま、嘘の笑いをまぜて高校を卒業した俺は試合前の練習をかかさず夢嫌ゆぎらの分まで生きようと考えた。





 考えたがもう彼は戻ってこない。

 社会が殺したのか?

 世間が殺したのか?

 夢嫌ゆぎらの選択なのか?





 俺に何が出来たんだ!





「何も…できなかった…」





 その時に格闘技で知り合った仲間からマイワンワーズについて知り、メンバーが俺をスカウトした。





「俺は誰も助けられなかった。 俺を仲間にいれても足でまといにしかならない」





 マイワンワーズに入ったばかりはスれていたっけ。






 そこでメンバーのひとりが含みはあったが俺に説得をしてくれた。





「人助けは定義による。 救うことは簡単じゃない。 行動だけでなくちゃんと言葉で価値をつくり、誰のためになにをいつやり、それはなぜかを言葉にしないといけないからだ。 お前ならそれができるはずと俺たちは信じている。 今は信じろとは言わない。 お前の活躍をたよりに俺たちも理不尽と戦うからさ」






 そうだ。

 まだ俺は何も形にしていない!





 夢嫌ゆぎらを助けることはできなかったかもしれない。





 それでも、もうひとりの青年を幸刃にせーばから殺されないように守った。




 それは助けたもののエゴで、本当はよくなかった行動かもしれない。





 それでも…見捨てられるかよ!





「ぐおおおおおおおおおおおおおお」








「ふっはっはっはっ。 なんだお前らだらしない。 協力したばかりなのに全滅ぜんめつか」






 まさか全員がやられるとは。

 増洗まあら留瑛さつい瀕死ひんしになっていたからか、怒りにまかせて幸刃にせーばと戦っていた。




 光凛きやる穴刀あなーとをたよりに連携れんけいもとれていたのに。





 なんて強さだ。





「俺は人間もクマも殺せたんだぜ? お前らごときにやられるわけねえだろ!」






 まずはやっかいな俺たちを始末しまつして次から人間たちを減らすつもりか。





〝よこしま〟の生存競争せいぞんきょうそうに巻き込まれたとはいえここで死ぬわけにはいかない!





「うおおおおおおおおおおおお」





 するとどこからかおたけびが聞こえた。

 まさか留瑛さつい




 遠目とおめとはいえあの傷じゃ助からないはず!




 まさか?マイワンワーズ製の秘薬ひやくを使っていたのか?





 リスクもでかいからいざというときに使うよう何度も説明をうけたのに。





 いやいや。

 今がその時じゃねえか。





琉騎るきさん! 俺たちも残った力をこのよろいから留瑛さついへ!」





 光凛きやる生きてたか。

 いまは四の五のいってるばあいじゃないか。





是助げせーわ。 お前はカメラで撮れ! マイワンワーズ。 今回だけは協力する」





 穴刀あなーと増洗まあらたちに力をかしてくれた。






「ふん。 雑魚ざこどもが。 今どき気合いでなんの根拠こんきょもなく解決すると思うなよ!」






 穴刀あなーと呪術じゅじゅつとマイワンワーズの科学力、人間の意地が留瑛さついにあわさり力となった。





 留瑛さついはオーラをやどして青年をそっと増洗まあらたちに渡し、幸刃にせーばと戦っていた。





 拳に蹴り、そして投げ。

 空中まで飛んで戦い最後は留瑛さついの一撃が幸刃にせーばをふっとばした。






「くっ。 俺が…俺が人間なんかに! ゆ、ゆるさん。 くそおおおおおおおお」





 どこまで飛ばされたのかは留瑛さついのみぞ知る。







 こうして多くの犠牲ぎせいを生み出した幸刃にせーばをたおし、かたきをうったマイワンワーズ。





 幸刃にせーばに利用されていた青年は自殺に関する気持ちはともかく〝よこしま〟の元で行動することになった。





 穴刀あなーとたちの見張りをマイワンワーズから任されていたのだったが、青年から名乗り出た。





 ただ労働をしているよりもさみしくないからと。

 穴刀あなーとたちともマイワンワーズとの協力関係は続いている。





 穴刀あなーとたちの依頼からマイワンワーズへとつながり、弱き者を理不尽りふじんな依頼から守り、報酬ほうしゅう穴刀あなーとたち〝よこしま〟へとはらうことで関係をこわさないように。





 済役留瑛すみやくさついはまだ入院中だった。





 幸刃にせーばから助けられた青年が何度も留瑛さつい看病かんびょうをしてくれたのだ。





 もしかしたら自殺を求めていた青年が〝よこしま〟とマイワンワーズの架け橋となり、人間との〝よこしま〟との関係をとりもつかもしれない。





 留瑛さついは入院中も写真を手に持ち、つぶやいた。




「まだつぐないはやめないからな。 夢嫌ゆぎら




〈了〉

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よこしま祓いマイワンワーズ 釣ール @pixixy1O

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