第5話

俺が学校へ向かおうとすると鬼山がこちらへ向かってきた。

「おい、こんな時間に何してをしている。」

「え、えっと少し気分が悪かったので休んでい ました。」

「そうか。もう大丈夫なのか?」

「はい、だいぶ良くなったので今から学校へ向 かうところです。」

「気をつけろよ。」

「はい、お気遣いありがとうございます。」

俺は咄嗟に嘘をついてしまった。最悪だ。なんてタイミングなんだ。なぜ、鬼山はここにいた。今日に限って……。まあいい。時間が無い。急いで学校に向かおう。ここから学校は歩いて5分、余裕だ。今は多分校長の話が始まったくらいだろう。ちょうどいい感じだ。




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中学最後の始業式、俺は恋に落ちた @jagariko081

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