正真正銘神様ですが何か
架流さん💤
ある放課後のお話
瑞希は椅子の主に向かって話しかける。
「ねぇねぇ未来ちゃん!」
「何じゃ?」
その椅子の主否、
その容姿は素晴らしく、つやつやな黒髪にきれいな目鼻、世間一般で言う「かわいい」を地で行く人なのだ。
「未来ちゃんって神様なんだよね?」
「そうだぞ?」
「私とあいつのこと気になるよね?」
「うむ。恋というのは見ていて楽しいからな」
「あいつが全く気づいてくれないの!絶対好きなはずなのに」
「うむ。バレバレだものな。」
「あいつをうまいこと私に気づかせてくれない?」
「断る」
未来は即答した。
少しの間。
「なんで?」
「さっきも言ったぞ?恋というのは『見ていて』楽しいのじゃ。何かすると面白くなくなるではないか。」
「そっかぁ……それじゃあなでなでしてあげるから!」
なでなでという言葉を聞いた途端未来はぱあぁっと顔を輝かせた。
「うむ、そうするとするかのぉ」
「未来ちゃんってなでなでに弱いよねぇ」
「おぬし、何か言ったか?」
「いや何も?とりあえず決まったのならさっそくなでなでしてあげるよー」
「うむ、してもらうとする……ふにゃあ〜」
伸びてきた手に撫でられた途端、さっきまでの態度が嘘のように可愛い声を出した。
「よーしよしよしよしよしよしよしー!」
未来は彼女に抱きついて来た。
「きもひぃのだぁ〜ごくらぐなのだぁ〜おぬひはまほぉつかいなのかぁ〜?」
「ほんっとかわいい〜」
ということで二人の奇妙な関係はあるのであった。
――――――――――――
とりあえず完結させますが続き描きたくなったらまた連載します!
まぁ、これ以外にも同時並行で4作位書いているし、なんなら更新が止まっているので多分当分は無理ですか。
読んでいただいてありがとうございます!
正真正銘神様ですが何か 架流さん💤 @Povo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。正真正銘神様ですが何かの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
一日一言!/架流さん💤
★15 エッセイ・ノンフィクション 連載中 62話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます