23 主催者参考作品

 それは、コンビニのチキンくらいの距離感で。


【みにくい白鳥の子/秋犬】

https://kakuyomu.jp/works/16818093079909855855


ジャンル:現代ドラマ

文字数:7186文字


 最後に主催者の参考作品を載せておきます。読んで読んで~というのもちょっと恥ずかしいので、興味のある方は読んでください。


 一応「三浦哲朗のえんびフライ」をやろうと思ったので、とりあえず家族の絆を書きたいなと思いました。そこで既存のキャラになってしまいましたが、家庭環境に問題のある一家を取り上げることにしました。当初は若者がコンビニの前に座って「チキンうめえな」くらいの話を書くつもりだったのですが、気がつけば激重姉弟感情が爆発していました。これは癖です。


 とりあえず「コンビニのチキン」に着地させるために姉ちゃんはバレエをしていたことになりました。ダンサーは厳しい体重制限があるので、おそらく姉ちゃんはお母さんの作った食事や弁当しか食べたことがないはずです。出来合いの惣菜はもちろん、コンビニのホットスナックなんてもってのほかです。同年代の子が食べているものを食べられないのはそれはそれで非常に寂しいことで、姉は姉で放任されている弟に対してまあまあコンプレックスを感じているはずです。


 コンビニのスナックなので、このチキンは揚げたてのじゅわっとした感じも熱々の臨場感もありません。他の作品の美味しそうな揚げ物に比べればただのモサモサした餌です。この作品では揚げ物の「ジャンク」という面を追求したものになっているので、あんまり美味しくなくていいのかなと思って書いたのですが……もう少し美味しそうに書けばよかったかなと反省です。


 ちなみにこのムカつく母親がこの後どうなるかについて、続きがありますのでムカついた方は是非読んでほしいなというところです。母親のキャラは相変わらずムカつくのですが、それなりの末路を辿るので安心してください。

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