狭間で粉になる[一般文芸とWEB小説について思うこと]
江ノ島 竜海
お作法について
※個人的に感じた差異について言及しているだけで、どっちが上下だみたいな偏見を助長する意図は全くございません。
始めてWEBに移ってきて戸惑ったのが「字下げ」について。
今まで考えたこともなかったけど、縦書きの時の字下げってどういう由来があって当たり前文化になったんだろう?と。
セリフ始まりの段落と文字頭が揃って美しいな。くらいしか思いつかなかったんですよね。
そもそも人間の目は上下よりも左右の動きのほうが得意とされている。
人間工学的にも、動かしやすい標準的な目線の動きは左上→右→左下→右下と判明している。
だからこそ、お店の陳列棚とかも左上から始まるのも頷ける。
それならいっそ、WEB書式の方が人体構造的には馴染みやすい形式で、無理して縦書き文化を踏襲しなくても良いのでは?(メリットがないのなら)と思ったりする。
強いてのメリットを上げるなら、WEB形式で表示したときでも、前行からの続き文と新たなセンテンスの始まりが区別しやすいくらいかなぁ……?
逆に言うと、自分はこれがあるから字下げを入れてます。
……でも、「文頭が一文字右で、続き文が左端に揃う」って、ルールとしてなんか生理的に気持ち悪い感じも抱いている。
“新たな文”っていう親(ヒエラルキー的に上位のもの)が左端という一等地じゃなくて、“前行からの続き”っていう子(従属関係のもの)がそれを占めるっていうのが腑に落ちない。
いっそのこと「続き文の文頭は字下げ」って文化が流行ってくれたら、このモヤモヤはすこし晴れるのかもしれない。
――――試しにやってみようとしたものの……「ブラウザサイズによって行われる動的な改行を判別して、その条件に合致する文を一時下げて表示する」っていうのが執筆フォーマット上でできないので無理でした笑
WEBエンジニアさんの作業範疇なんだから、そらそうだ。
皆さんはどう思いますかね?
いろんな宗派があると思うので、コメントで自フォーマットとか教えてもらえると参考になるので嬉しいです。
ではでは。
狭間で粉になる[一般文芸とWEB小説について思うこと] 江ノ島 竜海 @eno-tatsumi
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