第6話

 個人的に思う事があった。


 昔から、スポーツが苦手だった。特に球技は壊滅的だ。

 だからか、体育の成績も良くなかった。他はまずまずだったが。

 なもので、他人であっても苦手な方達の気持ちや苦労はちょっとは理解できる。

 けど、周囲からは「スポーツが苦手でも勉強はちゃんとやれ!」と口を酸っぱくして言われたなあ。ちなみに、私自身は塾に家庭の事情があり、行けていない。

 まあ、あまり気にしていなかったが。塾に行けなくとも勉強はどこででも出来る。家であってもしようと思えば、出来ると言っている方がいた。

 個人的には賛成だ。父も「最近はどこの家でも、子供を塾などに行かすな。昔はそうやなかった」と、言っていたしな。

 私に子供がいたとしても無理に行かせるつもりはない。本人が行きたかったら、行かせるくらいだ。


 大学にしても誰でもかれでも行かせる時代なのはちょっとなと思う。まー、子供の数が少なくなっているのもあるだろうが。なるべくなら、本当に頭が良いとか、本人に明確な目標があるなら。行かせてあげてもいいだろう。けど、頭が良くない、将来に目標もない子を行かせるのはちょっと賛成しかねる。

 

 それに、学歴の格差も問題視されているな。両親が金持ちなら、良い教育を受けられて。貧乏なら、粗悪な教育を受けさせられる。要は貧乏な子でも大学に入学できる時代は終わったといえるのだ。

 これは是正しないといけないと書いている専門家さんがおられた。賛成ではある。


 それでは、また。


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

昔と今 入江 涼子 @irie05

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ